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~留学生の声~

ページID:0019658 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

交換留学生

陳瑋瑄    文藻外語大學 2019年度留学(長期)

 高知県立大学に留学していた1年間は、私の今までの生活の中で一番充実した楽しい時間でした。留学を終えてもう半年過ぎましたが、いま振り返ると留学中のいろいろなことは今でもはっきり覚えています。高知県立大学へ留学しようと思ったきっかけは、小さいころからずっと日本が好きで、中学時代から日本への留学に興味を持ったことと、行ったことのない四国にある高知へ行ってみたかったことです。 高知へ行く前に、高知のことや県立大学のことは全く知らなくて不安だったけど、龍馬空港に着いたら先生たちが親切に迎えてくれ、翌日にチューターさんたちも私たちに大学を案内してくれたり、市内観光に連れていってくれたりしたので、私の不安は解消されました。 高知県立大学ではどんな科目を履修するかは自由に選べるので、色々な科目を取りました。基礎演習の授業や日本語文書校正論など、レポートや論文を書く授業がほとんどでしたし、クラスメイトは全員日本人なので、日本語の上達も早かったです。 勉強以外では、国際交流クラブが主催したバスハイクと、飲み会やパーティーなど、留学生のためのイベントもたくさんありました。日本人と外国人とたくさん交流ができ、すごく楽しかったです。今でも、高知に行って本当に良かったと心から強く思っています。人と出会い、新しい友達を作ることが留学の素晴らしさだと思います。 高知はみんな親切で優しくて、素晴らしい思い出をたくさん作ることができました。高知県立大学に留学していたこの11ヶ月は夢のような旅でした。高知県立大学の先生、留学生のチューターたちと国際交流クラブのみんなのおかげで、私たちの留学生活は充実して楽しかったです。ありがとうございました。

 

 

葉真如    文藻外語大學 2019年度留学(長期)

 留学が終わってから少し経ちますが、もう一度高知県立大学へ留学したいという気持ちです。四国にある高知県は、大自然に囲まれ、大都市よりも外国語が少ないので、日本語を上達させるにはとてもよい環境です。台湾の先生からは「高知県立大学では留学生別科がないので、授業はかなりキツイですよ」と聞いていたので、さらに挑戦したくなり、最終的に高知県立大学を選びました。 ただ急に一切日本語しかない環境に入ってどうすればよいかわからなくなった時、高知県立大学の学生チューターがいてくれたので本当にありがたかったです。生活のことなど疑問があれば何でもチューターに聞いたりしていたので、日本での最初の友達とも言えます。また授業は、日本語学生と一緒に受けるので、交流する機会もたくさんありました。授業以外に茶道部にも参加したり、いつのまにか友達ができていました。そして国際交流クラブもよく留学生対象のイベントを開いてくれましたので、一緒に遊んだり、部長の家でパーティーをしたり部員とも仲良くなり楽しく過ごしました。 授業は、毎日日本語を聞くことによって日本人の話すスピードにも慣れましたし、順調についていくことが出来ました。県立大にいる先生は個々の性格が違いますが、みなさん留学生にやさしく、学生たちと仲良くしゃべっている姿をよく見かけました。授業を受けるのは面白かったです。高知県立大学に留学した1年間は私の人生の中で一番良かった1年です。留学を経験した私はもう日本語で喋ることを怖がらなくなり、いまではとても好きになりました。高知県立大学で良い友達もでき、今でも連絡を取っています。新型コロナウイルスの影響がなかったら、いまきっと高知にいるでしょう。 もし、また留学する機会があれば、もう一度高知県立大学を選びます。

 

 

私費外国人留学生

Yudi Ariesta Chandra    2022年3月卒 看護学研究科共同災害看護学専攻

 As a graduate student of University of Kochi, I received many important experiences and enjoyable moments. Of course, I learned various disaster nursing knowledge. I prepared my doctoral dissertation research, wrote a dissertation, and attended an international conference. But not only academic activities, I also was doing various other activities. For example, with Japanese and other international students, we did disaster drills at hospitals, evacuation drills in the area, volunteers, and creating international cultural exchange activities.

 With the support of the university, when the earthquake and tsunami struck Palu city, Indonesia, I went there and told the Indonesian nurses what I had learned at the university. Besides, I was doing disaster health response and disaster health prevention in the disaster area with the nurses. And we cooperated with the local governance disaster health prevention system, For example, we discussed with the health authorities in Central Sulawesi and taught community health nurses what they learned in the workshop. We discussed with the mayor of Tangamus Town, Lampung Province and cooperated with a local disaster management agency.

 From all these experiences, I became the national president of the Association of International Students in Indonesia from 2020 to 2021 and led various activities to the Indonesian Embassy and Japanese society.

 Over the last five years, I have been supported by professors,  clerical staffs, classmates, and friends. So, thanks to the teachers and everyone, I got my Ph.D.

Thank you very much.

 チャンドラBosai forum    チャンドラ活動

 

李傑 2021年3月卒業 人間生活学研究科

 私は現在(2023年)、介護福祉士として認知症の方の介護をしながら、広島大学大学院医系科学研究科で博士研究を行っている。
 認知症の介護を行うモチベーションは何かと周りの人に良く聞かれる。よく聞かれるので答えを準備している。この「問い⇔答え」が私のモチベーションとなっている。この「問い⇔答え」は、生まれながらの能力ではなく、訓練を通して身に付けてきたものである。そしてこの能力が身についたのが高知県立大学での6年間の学びによるものである。
 ただ、「問い⇔答え」だけで研究ができるものではない。データを収集するために、他社との円滑なコミュニケーションが不可欠である。中国人の私と日本人との間には言葉の壁が存在している。言葉は単に意思疎通の手段であれば、N1に合格した私は日本の方と問題なく意思疎通ができるが、言葉の本質的な働きは人間の意識を作ることである。日本語は日本人の意識を作り、中国語は私の意識を作る。言葉の相違によって、私たちの意識世界は異なっている。そのため母国語が違う私と日本の方が円滑なコミュニケーションを取れないのは当然のことである。このことに気づいた瞬間、周りの人と円滑なコミュニケーションが取れずにいた私はホッとした。これに気づかせてくれたのは高知県立大学の先生方の教えのおかげである。

 だが、ホッとするだけでいけない、周りの人と円滑にコミュニケーションを取らなければならないと感じた私は、3年生の時、中国語で思考することをやめ、日本語で思考することにチャレンジしはじめた。
周りの先生方や友達のおかげで、徐々に思考できるようになり、新しい意識世界を開くことができた。これにより、今は周りの人と良いコミュニケ―ションが取れ、研究用のデータも収集することができ、論文を完成することができた。

 今後も「問い⇔答え」力とコミュニケーション能力を活かしながら、今度は京都の福祉系の会社で介護、研究を続けていくこととしている。京都の会社は私の母国である中国でも福祉事業を展開しており、日中両国で福祉の仕事ができるのである。これも高知県立大学の先生方、職員の方々、共に学修した学生らのおかげであり、特に横井教授に感謝を申し上げたい。

李君

張家瑋    2020年度入学 社会福祉学部

台湾より少子高齢化が進んでいる日本で社会福祉について学びたいと思い留学しました。地域との結びつきを大事にする高知県立大学の「域学共生」という理念や、「立志社中」というプロジェクトがとても魅力的だと思い、高知県立大学を選びました。将来はどこで就職することになっても社会に役立つ人になりたいと思っています。

 

 

洪至秀     2020年度入学 社会福祉学部

社会福祉士の国家試験合格率が全国で1、2位を争っている高知県立大学で「社会福祉」を専門的に学びたいと思い、留学を決意しました。将来は、社会福祉士の資格を取って、高知県立大学で学んだ知識を活かしながら母国の韓国や日本で働きたいです。

 

ダブルディグリープログラム

楊雅婷 2021年4月~2023年3月 

 台湾、文藻外語大学では日本語を専攻していたので、日本に留学することは私の目標でした。高知県立大学のダブルディグリープログラムで1年間留学できたことは本当にうれしかったです。最初の1年は新型コロナウイルス感染拡大のため、日本に来ることが出来ませんでしたが、台湾でのオンライン授業を受けているときは大学の皆さんの協力でうまく受けることができたことは感謝しています。
 2年目からは、日本に留学して日本の学生と同じ授業を受けたい、日本と台湾の授業のやり方の違いを体験したいと思っていました。私が高知県立大学に決めた理由のひとつは、日本の学生と一緒に授業が受けられるということでした。
  寮での生活で、ルームメイトたちと友達になり、バイトもして、大学の友達もいっぱい作りました。皆と一緒に遊んで、日本の台湾と文化の違いを話して、本当に楽しかったです。友達がいるおかげで寂しくない1年間でした。
 高知のよさこい祭り、徳島の阿波踊り、お花見、旅行など日本でしかできないことをたくさん経験しました。
 高知は人が優しくて、素敵なところです。夢のような1年間でした。

紅葉祭  国際交流クラブ

 

 

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