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平成27年度地域医療フォーラム「ここがえぃ。ここにおる。」 報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月29日更新

平成27年度地域医療フォーラム「ここがえぃ。ここにおる。」を開催しました

 健康長寿センター事業の一環として、平成27年2月21日(日曜日)13時~16時30分、高新RKCホールにて、平成27年度地域医療フォーラム「ここがえぃ。ここにおる。~住み慣れた家で、地域で生きる~」を開催いたしました。県民の方々および保健医療福祉関係者ら204名にご参加いただきました。今年度は参加者の半数近くが一般県民の方々で、学生から80歳代の方々まで幅広くご参加いただき、在宅医療や介護について県民の意識が高まってきていることが感じられるフォーラムでした。
 特別講演では、日本における在宅ホスピスケアの草分け的存在である、山梨県甲府市のふじ内科クリニック院長、内藤いづみ先生に、「最高に幸せな人生と死の迎え方~在宅ホスピスケアで学んだこと」をテーマにご講演いただきました。内藤先生がなぜホスピス医を目指されたのか、ご経験されたイギリスでのホスピスケアの実際、現在の在宅ホスピス医としての活動についてお話していただきました。その中で、内藤先生が関わられた人々が、自分で自分の生き方を考えて最期の時間を住み慣れた家で過ごす姿、大変ではあるけれど、家族で支えあいながら最期の時間を支える家族の姿を写真を交えながら詳細にお話していただきました。「自分らしく生きる」ということ、「最期まで輝くいのち」について深く考える時間となりました。

 内藤先生による特別講演1    内藤先生による特別講演2

内藤先生による特別講演「最高に幸せな人生と死の迎え方~在宅ホスピスケアで学んだこと~」

 
 第2部は、「ここがえぃ。ここにおる。~チーム高知家で支える」をテーマにシンポジウム形式で行われました。101歳のお母様を介護し、そして、お看取りもされた70歳代の娘さんから、どのような思いで自宅にて介護をするという決心をしたのか、介護者も高齢である中でどのように介護を継続されたのかについてお話していただきました。また、在宅での療養生活を支援した、在宅医・ケアマネジャー・訪問看護師・訪問介護員の方々からも支援の実際についてお話していただきました。会場からは、「高知県でここまでの支援が受けられるとは知らなかった、高知の在宅医療は捨てたものやない」という意見が出され、「チーム高知家で支える」実際を県民の方々に知っていただく時間となりました。

ご家族による体験談     専門職を交えたディスカッション

   ご家族による体験談                  専門職を交えたディスカッション

 
 アンケートには、「内藤先生から住み慣れた家での最期の様子、その人らしい生き様を本当に目に浮かぶような感じで話を伺えて感激しました。」「命と向き合い、その人が笑って最期を迎えられるように、最期のあと、家族や専門職がいい最期だった、と笑えるような生活が当たり前のことになるようにがんばりたい」という感想、その他多くのご意見を記入していただきました。県民の方々が、住み慣れた場所で生きていくには、それを支えていくためには、ということを考える機会、在宅医療や在宅介護を一つの選択肢として考える機会になるフォーラムでした。

 ご参加いただきました多くの皆様方、関係者各位に心より感謝申し上げます。