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令和5年度入退院支援事業「大交流会」(12月12日)開催報告

ページID:0031437 更新日:2024年1月5日更新 印刷ページ表示

令和5年度入退院支援事業「大交流会」(12月12日)開催報告

 12月12日(火曜日)13:30-16:30に、高知城ホールにて、「大交流会」を開催いたしました。
 本会は、入退院支援事業に参画し、地域・病院・多職種協働型の入退院支援体制の構築に取り組んだ医療機関(モデル病院)における、事業終了後の入退院支援推進に向けた実践活動を本事業にかかわった全施設で共有することで、更なる発展と、今後の課題解決に繋げることを目的としています。今回は、平成28年度から令和4年度までの参加施設を対象として、4つのモデル病院からの報告の後、テーマ毎に分かれて参加者同士でのディスカッションを行いました。

【研修内容】

入退院支援事業 大交流会

開会挨拶
(事業責任者 看護学部教授 森下安子) 

取り組み報告

可視化シートの定着に向けた課題と取り組みについて​
          (いずみの病院 看護部長 松岡 和江  氏)

事例のフィードバックの仕組について​
          (細木病院 入退院サポートセンター 副センター長 柏井 早生吏  氏)

退院後の事例振返会開催後の展開について​
          (大井田病院 理学療法士 中山  慎也  氏)

モニタリングシートの活用について​
          (高知県立幡多けんみん病院 看護長 竹松 節子  氏)

テーマ別ディスカッション


<参加者からの感想 ※抜粋>
患者さんの思い、現状の生活レベルを住み慣れた地域でつなげていく為に、自分の1の力では難しくても、多職種や多くのスタッフと関わりながら頑張っていこうと思った。​

・他院での現状について共有できて良かった。可視化シートの運用について、多職種で取り組み、評価についても多職種(小グループ)でできたことを認めていくことが必要。可視化シートを用いることで、ベテランから新人までが統一した支援ができることで、患者様の利益につながるのではないかと思う。可視化シートが当たり前に活用できるように取り組んでいきたい。

・4つの講演を聞くことができ、非常に勉強、参考になった。グループワークでは、モニタリングシートの活用、効果について、他事業所の意見を聞き、職種により、モニタリングシートの評価に差異があるとのことについて、どのように底上げするかの方法なども聞くことができた。

・職場での情報や意識の共有が大切だと改めて思った。今回、入退院支援事業に参加したことで、地域との支援者の方や行政の方とのつながりを持つことができたので、今後もそのつながりを活かしていく仕組みづくりを考えていきたいと思った。

・他の病院の取り組みを聞き、知ることができてとてもよかった。可視化シートの使用についてはまだまだ定着していないので、いずみの病院の取り組みで参考にできるところを取り入れていきたいと思った。「可視化シートはツールである」「振り返りを繰り返し行うことで底上げをしていく」「成功事例を共有して、マインドを上げていく」という言葉がとても印象に残った。

 

会場全体の様子
会場全体の様子

いずみの病院 松岡さん
いずみの病院
看護部長 松岡 和江 氏による報告

細木病院 柏井さん
細木病院
入退院サポートセンター
副センター長 柏井 早生吏 氏による報告

大井田病院 中山さま
​大井田病院
理学療法士 中山 慎也 氏による報告

幡多けんみん 竹松さん
​​高知県立幡多けんみん病院
看護長 竹松 節子 氏による報告

グループディスカッションの様子
​グループディスカッションの様子

参加者発表の様子
参加者発表の様子

下元さん
​一般社団法人ナチュラルハートフルケアネットワーク
代表理事 理学療法士 下元 佳子 氏の総評

令和5年度入退院支援事業について
https://www.u-kochi.ac.jp/site/wlc/taiin202301.html

 

【お問い合わせ先】
高知県立大学 担当教員:看護学部特任助手:横川
教務支援部教育研究戦略課 事務担当:由比・松下
〒781-8515 高知市池2751番地1
電話:088-847-8815  Fax:088-847-8579