インテンシブコース
平成27年 第2回がん高度実践看護師WG講演会
テーマ |
がん患者の治療・療養・生活過程を支える高度な看護実践の展開 ~がんリハビリテーションと高度な看護実践~ 予防・回復・維持・緩和的リハビリテーションの視座に立って |
---|---|
講演者・内容 |
■ 井沢 知子 氏 京都大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 「リンパ浮腫ケアにおけるがんリハビリテーションと高度な看護実践」 ■ 森 文子 氏 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 がん看護専門看護師 「造血幹細胞移植におけるがんリハビリテーションと高度な看護実践」 ■ シュワルツ 史子 氏 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター がん看護専門看護師 「化学放射線治療におけるがんリハビリテーションと高度な看護実践」 |
日時 | 2015年12月19日(土)13:00~17:00 |
場所 | 岡山コンベンションセンター 3階コンベンションホール |
参加者 | 250名 |
井沢OCNSには、リンパ浮腫ケアにおけるがんリハビリテーションについて豊富な経験や知識、根拠に基づく看護ケアに関してわかりやすくお話いただきました。参加者の方々が、臨床現場で明日から活用できる知識として理解を深めることができました。
森OCNSには、造血幹細胞移植を受けるがん患者のリハビリテーションについて、患者がQOLを維持しながら治療に取り組めるよう、リハビリテーションを効果的に取り入れる重要性や具体的な看護支援について事例を示しながらお話いただきました。看護師として患者が力を発揮できるよう支援する必要性を再認識することができました。
シュワルツOCNSには、化学放射線療法におけるがんリハビリテーションの特徴と看護支援について、治療や有害事象を理解した根拠に基づく看護実践についてお話をいただきました。また、看護実践における意思決定やコミュニケーションに関する知識をご教示いただき、がんリハビリテーションと並行して実践する重要性を再確認することができました。
森OCNSには、造血幹細胞移植を受けるがん患者のリハビリテーションについて、患者がQOLを維持しながら治療に取り組めるよう、リハビリテーションを効果的に取り入れる重要性や具体的な看護支援について事例を示しながらお話いただきました。看護師として患者が力を発揮できるよう支援する必要性を再認識することができました。
シュワルツOCNSには、化学放射線療法におけるがんリハビリテーションの特徴と看護支援について、治療や有害事象を理解した根拠に基づく看護実践についてお話をいただきました。また、看護実践における意思決定やコミュニケーションに関する知識をご教示いただき、がんリハビリテーションと並行して実践する重要性を再確認することができました。
中四国全域から250名の方にご参加いただきました。アンケートの結果、96.5%の参加者がメインテーマに関心をもって参加され、91.7%の参加者が満足されていたことから、参加者のニーズに応えるとても有意義な講演会となりました。
今回も看護職の皆様の熱心さと高度な看護実践への関心の高さを実感することができました。
次年度は「在宅がん看護」をテーマとして、7月10日(日)と12月17日(土)に開催を予定しております。
今回も看護職の皆様の熱心さと高度な看護実践への関心の高さを実感することができました。
次年度は「在宅がん看護」をテーマとして、7月10日(日)と12月17日(土)に開催を予定しております。
平成27年度第2回講演会では、予防・回復・維持・緩和的リハビリテーションの視座に立って、リンパ浮腫ケアや造血幹細胞移植、化学放射線治療を受ける患者の生活を支えるリハビリテーションについて3人のがん看護専門看護師(OCNS)の方を講師としてお招きしご講演いただきました。