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人間生活学研究科

衣食住環境・福祉・文化の視点から生活を探る

人間生活学研究科は地域の発展に貢献することを目指す新しい研究科です。生活科学領域の食と栄養、住・衣などの生活環境や環境科学、社会福祉領域の対人・地域・国際の各レベルの福祉的援助システム、文化領域の地域社会の生活文化・日本文化・異文化などについて、それぞれの専門的見地から学びます。

人間生活学研究科はこのような理念で設置されています。
 * 地域に生きる人々の生活の文化的発展と健康で快適な生活環境の実現を目指し、生活科学、社会福祉学、文化学の各学体系を基盤に、人間生活を教育・研究することにより、総合的な視野に立って、地域社会の生活課題を解決・調整する高度専門職業人を育成します。

人間生活学研究科はこのような目的で教育・研究を行います。
 * 複数の領域にわたる広い学識を身につけ、自立して人間生活にかかわる諸問題に取り組み、その解決に向けて連携・調整を図る能力をもつ人材を育成します。
 * 地域社会の特性を踏まえて、生活・社会福祉・文化・環境の面から、地域の人々の生活に関する総合的な地域システムづくりを計画・遂行することができる高度専門職業人を育成します。
 * 生活科学・社会福祉学・文化学における知識と技術を、人間の生活に関して焦点化し、共有化をはかります。
 * 地域の人々が快適で安心できる生活を実現します。

人間生活学研究科はこのような人の入学を特に歓迎します

* 地域がかかえる問題の解決のために、リーダーシップを発揮して貢献しようと考えている人。
* 自然科学系、人文社会科学系を問わず、これらの専門的バックグラウンドを地域問題解決のために活かしてみたいと考えている人。
* 地域問題に直面する職に就いており、その解決のためにさらに高度な専門的力量を身につけたいと考えている人。

履修の方法等

* 入学時の研究計画書に基づいて、3つの領域の中から専攻する領域を選択します。
* 正研究指導教員の指導のもとで研究課題を決め、研究課題に関係する領域科目を選択して履修します。
* 30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けたうえ、修士論文の審査および最終試験に合格することを修了の要件とします。
* 授与される学位は、修士(生活科学)、修士(社会福祉学)、修士(学術)のいずれかです。
* 人間生活学研究科には、2年の課程を3年間に延長して修学できる「長期履修学生制度」があります。本制度は仕事や家庭の事情により、従来の標準修業年限(2年)で修了することが困難な場合、本人からの申請に基づき3年で修了する計画を事前に認めるものです。当制度の適用が認められると、2年間にかかる授業料の総額を3年間で分割して納入することになり、授業料総額は2年で修了する場合とほぼ同額になります。これにより、精神的負担、経済的負担を軽減し、修学機会の拡大を図るものです。



科長 住友 雄資
「人間」と「生活」
 本研究科は、生活科学領域と社会福祉領域と文化領域の3領域から構成されています。各領域は、地域に生きる「人間」とその「生活」を対象として、領域相互が密接に連携しながら、健康で文化的な人間・生活環境の実現をめざしています。このため、各領域がその拠って立つ学問体系を基盤としつつ、他の領域も包含した複合的な視点から「人間」と「生活」をとらえることが可能です。この点は、学部とほぼ1対1の対応をしている従来の大学院研究科との大きな違いであり、本研究科のユニークな点でもあります。
 また、社会人として地域における人間と生活に関する問題意識を持ち、それを学問的にとらえなおして課題の抽出や解決への道をさぐり、その成果を地域に還元したいという人たちを支援するために、就労しながらでも課程を修了できるプログラムを用意しています。高い専門性と学識を備え、課題発見と問題解決を主導できる地域のリーダーを養成することも本研究科の目的です。

 「人間」と「生活」に深い関心を持ち、研究をとおして高い課題発見・問題解決能力を獲得したいという意欲あるみなさんをお待ちしております。