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平成29年度 韓国 国立慶南科学技術大学校 短期研修に4名の学生と社会福祉学部 長澤紀美子教授が参加し、全行程を終え12月24日(日曜日)無事帰国しました。
国立慶南科学技術大学校と本学は、平成28年11月に国際交流協定を締結し、今回初めての派遣。この短期研修は、韓国の文化、言語、歴史、社会について理解を深め、韓国の社会福祉制度・福祉サービスの現状や課題について、学科訪問や地域の施設見学等により学ぶ、学生間交流を図ることにより、両国の学生が相互理解を深め、 多文化共生の意識を持つ、少子高齢化等、両国の共通した政策課題への対応や国民の価値観等について比較考察を行うことを目的としたもの。
12月18日(月曜日)~23日(土曜日)の期間、韓国語の授業に加え、晋州市役所訪問、地域の福祉施設見学(ガジャ地域社会福祉館、晋州市障害者総合福祉館)や、韓国伝統文化体験など盛りだくさんの内容でした。参加学生からは、「表面的な部分だけでなく、現地の方から直接話を聞くことで、現地の生活の様子を歴史的、経済的、文化的な視点から学ぶことができた」、「日本や高知県の取り組みとは違った福祉のあり方を学べた。また、相違点だけではなく、日本でも韓国でも大切にされている地域福祉のあり方を発見することで、住民主体の重要性を再認識することができた。この経験を通じて、固定概念にとらわれずに様々な角度から福祉のあり方を考えることを意識したいと思った」、「国を超えた人と人との温かみを肌で感じることができた」など、感想を述べました。
慶南科学技術大学校総長と学生たち
福祉施設見学
山清にある南沙芸談村にて、チマチョゴリを着て