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平成22年度(2010年度)留学報告 (エルムズ大学)


留学(研修)レポート

  両大学の教育・研究における協力および交流を推進することを目的に、一年度中に一人の交換留学生(一学期間~半年間)を受け入れることができるとし、交流を続けています。

2011年02月01日 アメリカElms大学へ留学中の文化学部3回生小野万都花さんのレポートです。

留学レポート(エルムズ大学)

文化学部3回生
小野万都花
2011年1月15日

 私がアメリカに来て、すでに4カ月半ほど経ちました。私が滞在するのは3月までということを考えると、これからの3カ月は今まで以上に時間が過ぎるのを早く感じるだろうなと思っています。今はfall semesterとspring semesterの間の休みなのですが、すぐに休みが終わり次のsemesterが始まるので、授業への気持ちの準備をしつつ冬休みを楽しんでいます。では、これまで過ごしてきたElms大学での生活や冬休みのことを紹介します。

 Fall semesterで私は、5つの授業を取りました。これまでElmsに来られた先輩方と同じように2つのESL(英語を母国語としない学生のための英語授業)、Introduction to Sociology、1st year seminarの4つのクラスと、自分で選んだEast/West Contemporary Collisions and Collaborationsというクラスです。二つのESLのクラスは、英語が第二言語の生徒のみで、人数も少なく、一番なじみやすく楽しいクラスだったように思います。授業の中では英語だけでなく、生徒の出身地の文化の話をしたりアメリカの歴史に触れたりと、いろいろなことを学びました。私がとても驚いたのは、英語を勉強したくてアメリカに来ている私とは異なり、出身地での戦争などから逃げるためにElmsで勉強しているinternationalの学生がたくさんいるということです。ESLでは自分自身や自国についてのプレゼンテーションがあったので、日本や日本文化について深く考える良い機会にもなりました。Intro to sociologyは私が一番興味のある内容でした。このクラスではアメリカの社会や文化を、歴史の面から見たり、他の国と比較したりすることによって社会学の視点から学びました。1st year seminarは、Elmsの一回生が必ず取らなければならないクラスです。今年のセミナーのテーマはcommunityだったので、私たちのセミナーでもcommunityについて話し合ったり、小さいグループに分かれてテーマを決め、どうすれば私たちのcommunityを改善できるかを発表したりしました。このセミナーでは日本とアメリカの社会の違いをすごく感じさせられました。日本に住んでいるとあまり人種や宗教の違いについて深く考えることがありません。しかしアメリカは多文化社会でいろいろな国籍の人が住んでおり、それ独特の社会問題も多く、それぞれの学生が意見を持っています。人種や宗教問題に対する自分の意識の低さを恥ずかしく感じることもありましたが、その分多くのことを知り、学ぶことができました。East/Westのクラスでは、アジアと日本の文化の違いを、メディアに焦点を当てて勉強しました。メディアの中でも特にアニメや映画を中心にしたため、日本のアニメや映画を見る機会もたくさんありました。例えばとなりのトトロの映画を見て、ヒロイズムやそれに影響を与える日本の文化について話し合ったりしました。このクラスを取っていた生徒は日本や日本のアニメに興味のある人が多く、みんなの日本に対する知識に驚かされたりしました。それぞれの授業に関して、初めはついていけるかどうかやテストに対する不安ばかりでしたが、授業に出席し、課題をきっちりこなせばそれなりの結果を出すことができました。次のセメスターでもいろいろなことが学べると思うので、とても楽しみにしています。

 授業の話はこれまで留学された先輩方と重なる部分が多いので、それ以外のことを少しお話したいと思います。まず前回までと大きく異なる部分が、これまでElmsにいる日本人は女子大からの留学生一人だったのが、今回は私を含め日本人が三人いるということです。一人はElmsに普通の学生として入学した人、もう一人はフルブライト奨学生として日本語を教えに来ている人です。日本人が多いのは良いことなのか実際は分かりません。しかし日本人が多い分、Elmsで日本の文化について紹介する機会が多く、地元の学生に日本についてよく知ってもらえるという良い点があります。私たち三人ともinternational clubに参加しているのですが、一度、クラブのインターナショナルミールというイベントで、学食で日本食を提供しました。クラブのメンバーに教えつつ一緒におにぎりを作り、すごく楽しい時間を過ごすことができました。また、時間があるときには日本のレシピを使ったクッキーを一緒に焼いて友達にあげたりしました。このようなことは、日本人が多いからこそできることでもあります。

 アメリカの文化に触れたり学んだりすることは、学校内での生活に限りません。ハロウィンにはセーレムの町に行き、11月のthanksgivingの休みには友達の親戚の家にお邪魔させてもらい伝統的なthanksgiving dinnerを御馳走になりました。冬休みにはアメリカでのクリスマスやNew Yearを経験することができました。また、私は旅行が好きなので休みの間にはできるだけいろいろな場所に行くようにしています。これまではBostonやNew Yorkに旅行したり、CSUN(カリフォルニア州立大学ノースリッジ校)に留学している小林さんを訪ねてCaliforniaに行ったりしました。同じ国内とは思えないほど、州や町によって様々な違う点を見つけることができ、驚くことがたくさんあり、今ではそれも旅行の楽しみの一つになりました。

 2月の末には女子大から10人の学生が来ると聞いています。一緒にアメリカでの生活を楽しみつつ、Elmsの学生との交流を通して日本の文化や日本語も広めていきましょう!みなさんにお会いできるのをとても楽しみに待っています。後残り3カ月ほどですが、精一杯勉強も頑張り、アメリカにいるからこそできる経験をたくさんし、後悔のないよう過ごしていきたいです。  

エルムズでの様子1

エルムズでの様子2

小野さんのエルムズでの様子