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大学としての教員養成に対する理念及び認定課程設置の趣旨等


本学は、教育基本法の精神に基づき、広く知識を授け、専門の学芸を教授研究し、もって人格の向上を図るとともに、平和と文化の発展及び福祉の増進に貢献しうる人材を育成し、併せて地域社会の向上に寄与することを教育理念としている。

本学における教員養成課程の設置は、教員という専門職業人の養成を通してこの理念を達成することを目指したものであり、前身の高知女子大学以来、長年多くの教育関係者(公立学校教員、私立学校教員、民間学習機関講師等)を輩出している。そのうち大多数は、高知県内を中心に、四国・中国・九州・近畿など西日本各地に就職し、地域社会の教育を支えている。このような意味からも、本学における教員養成課程は地域に根ざし存在している。

 また、本学の教員養成課程においては、高度な専門的知識や技術の修得とたゆまない探究心の向上を基礎に、教員としての深い学識と確かな倫理性の涵養、今日的な課題に柔軟に対応し地域社会の発展に貢献しうる教員の育成を基本理念としている。

 上記、基本理念を受けたかたちで、教員養成カリキュラム内容の編成に関する枠組みとして、本学のDP(Diploma Policy)である、(1)「知識理解」、(2)「汎用性・実践的技能」、(3)「態度・志向性」、(4)「総合的な学習経験と創造的思考力」を達成していくための、CP(Curriculum Policy)への落とし込みを行い、(1)「コミュニケーション力」、(2)「キャリア形成力」、(3)「アクティブ・ラーニング力」、(4)「グローバル化」、(5)「情報リテラシー能力」、(6)「シミュレーション力」、(7)「プレゼンテーション力」、(8)「マネジメント力」等といった教育内容や方法を充実させ、各学部学科、大学院研究科における教員養成の理念に系統性を持たせながら、教員養成のカリキュラムを編成している。

 上記に掲げた本学教員養成の理念と具体的実践は、今回の再課程認定におけるコア・カリキュラムの指針でもある「教員の資質向上」「幅広い視野と知識・技能を兼ね備えた高度な専門性」「学芸と実践性の両面を兼ね備えた力」「チーム学校の一員としての自覚と実践力」「教員としての責任感と使命感の育成」「主体的・対話的で深い学びを養っていくための授業力向上」などとも合致しており、これらの力を形成していくためにも、大学教育の中で、創意工夫を加えながら、系統性・発展性をもたせた教育課程の編成及び教育内容の充実化を図り、教職課程全体の質保証と質的向上を目指していく。

 本学では、教員養成の質保証と質的向上の取り組みのひとつとして、従前から、高知県内の地域社会や学校教育におけるニーズを掘り起こし、ここでの取り組みを、カリキュラム・マネジメントにフィードバックさせながら教員養成に反映をさせている。地域と接点をもった教員養成の取り組みは、今回の新学習指導要領でも明記されている児童生徒の未来社会を切り拓くための資質・能力を養う「生きる力の育成」や知識理解の質を高め資質・能力を育むための「主体的・対話的で深い学びの形成」、社会に主体的・能動的に関わり、社会との連携力を高めていくための「社会に開かれた教育実践の実現」等を支えていく教員養成の根幹をなすものであり、本学が特に力を入れて実践してきている独自性の高い、創造的カリキュラムでもある。

 また、「地域と大学をつなぐ」取り組みについても重要視しており、例えば、教員養成課程の教職専門科目の「教職実践演習」や「教育実習」(事前指導・事後指導)等においては、県内在住の研究家や市内外の現職教員、県教育センターや教育委員会の指導主事等を講師に迎え、高知県教育の地域的特色や教育的課題について、直接的に学ぶ機会を設けている。

今後も、「地域と大学をつなぐ」教育を、本学、教員養成カリキュラムの中に位置付けながら、相互の教育的資源を共有できる公開講座やリカレント講座、研修会、研究会等に積極的に取り組み、地域や時代のニーズに応えるべく、専門的かつ最新の知識や教育に活用可能な技能を共有していくことを通して、公立大学としての責務を果たしていく。

さらに、教育における各関係機関をはじめ、地域とのつながりを生かした教員養成の充実化を図っていくため、本学で地域に根差した取り組みを継続的に行っている「地域教育研究センター」「健康長寿センター」「国際交流センター」等とも連携をし、地域教育力・実践力を高めていくことや健康・環境・安全教育、グローバル化に対応した国際対応力等を兼ね備えたリーダーシップ力が発揮できる教員の育成について、責任と使命感をもって努めていく。