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JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)スタッフ養成研修会が行われました

 JDA-DAT(日本栄養士会災害支援チーム)は、国内外で大規模な災害(地震、台風等)が発生した場合、迅速に被災地内の医療・福祉・行政栄養部門と協力し、避難所、施設、自宅、仮設住宅等で、状況に応じた栄養・食生活支援活動を通じて、被災地支援を行うことを目的として活動しています。
 実際の活動時には、JDA-DATリーダー1名およびスタッフ2名に加え、被災地の管理栄養士または栄養士1名の計4名程度の編成で支援を行います。
 現在、高知県栄養士会にはJDA-DATリーダーが17名おり、その内3名は本学健康栄養学部の教員です。しかし、JDA-DATスタッフはいません。今、南海トラフ地震に備え、リーダーとともに支援活動を行うスタッフの養成が課題となっています。その養成研修会が、7月22日(土)と23日(日)の2日間、本学で行われ、延べ71人が参加しました。本学部の卒業生も多数参加しました。
 今回は、JDA-DATエビデンスチームリーダーであり、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 室長の笠岡(坪山)宜代先生を迎え、高知県在住のJDA-DATリーダーである高知県栄養士会森田陽子会長、四万十市国保西土佐診療所篠田知佐管理栄養士の他、本学健康栄養学部教員 島田郁子講師、廣内智子講師、隅田有公子助教も講師として加わり、密度の濃い研修会が行われました。
 本年度は1月に後1日、JDA-DATスタッフ養成研修会が本学で開かれます。この3日間の研修会を修了するとJDA-DATスタッフに登録することができます。

 

笠岡(坪山)宜代先生の講義
  栄養アセスメントの講義(隅田先生と廣内先生)              島田先生のビニール袋を利用した調理
         実習:パッククッキング                         HUG(避難所運営ゲーム)演習
 

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