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20th EAFONS





 2017年3月9-10日、香港理工大学が主催し、香港にて、第20回東アジア看護学研究者フォーラム(East Asian Forum of Nursing Scholars: EAFONS)が開催されました。EAFONSは東アジアの看護系大学の大学院生、若手研究者を対象とする国際フォーラムであり、教育内容の強化と情報の共有を目指し、各国の看護学の発展を促進していくことを目的としています。

 第20回EAFONSにおいて、高知県立大学のDNGL学生(1期生2名)、兵庫県立大学(1期生2名、2期生1名)、東京医科歯科大学(2期生1名)の学生が有志で集まり、2題ポスター発表を行いました。

[Education; Based on Literature Review on the Role of Nurses in the Disaster Cycle in Japan]
[Helping Vulnerable Populations: Japanese Literature review on the Role of Nurses in Disaster Cycle]

 このポスターは、東日本大震災以降の118文献より看護の役割をまとめたものの一部です。2016年5月より上記メンバーで分析を開始し、何度も討議を経てまとめたデータを発表しています。
 当日は、審査員からのポスターに関する質疑応答に筆頭著者が英語で答え、データのまとめ方や研究としての新規性などを改めて考える非常に貴重な機会となりました。今回発表した内容を、今後論文として投稿するように準備を進めていきたいです。
 また会場での他セッションや発表、さらに前日参加させていただいた香港理工大学のStudent Presentation Seminarにおいて、他国の看護大学院生がどのような研究を行っているかを知り、学びの多い有意義な時間を香港で過ごすことができました。

 今後も日本での活動や知見を積極的に海外に発信し、また海外からの知見を得るべく、国際学会に継続して参加をしていきたいです。





このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。