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仙台防災未来フォーラム2017





 2017年3月12日に仙台国際センターにて、仙台防災未来フォーラム2017が開催されました。このフォーラムは、第3回国連防災世界会議から1周年の機会となる2016年に開かれ、震災経験の伝承、地域防災の次代の担い手づくり、人々の多様性と防災などのさまざまなテーマから、「伝える」ことの大切さや今後の課題について理解を深め、経験や教訓を世界へ、そして将来へどのように受け継いでいけばよいのかを考えることを目的に今年度も開催されました。今年は出展者・入場者合わせて1600名ほどの参加者が一堂に会しました。

 災害看護グローバルリーダー養成プログラム(DNGL)からも高知県立大学2名、東京医科歯科大学3名によりブース展示を行いました。テーマを「その人らしく健康に生きることができる世界の実現へのチャレンジ」~経験を伝える・共有する・継承するためのDNGLができること~と題し、ポスター3点と動画3編を展示しました。結果、災害看護について興味を持ってくださった方、被災経験についてのお話を提供してくださった方、自身の活動を共有してくださった方など多くの交流を生むことができました。

 一方、このフォーラムでは、さまざまな領域や組織の参加があり、経験の伝承に加え、防災活動の展開についてなど多くのセッションが行われ、過去から未来へ、そして世界へどのように受け継ぎ発展させるかを改めて考える機会となりました。
 参加者から得た課題や教訓を防災・減災に貢献すべく今後も災害看護を基盤とした実践・研究活動を行っていきたいです。







このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。