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Phdプロフェッショナル登龍門との交流会





 2017年2月16日、名古屋大学博士課程教育リーディングプログラム PhDプロフェッショナル登龍門(登龍門)主催の平成28年シンポジウム『社会に羽ばたく博士人材の育成~博士人材のキャリアパス支援~』に出席させていただいたことを契機とし、この度、登龍門よりD2の学生3名(医学研究科、経済学研究科、環境学研究科)が高知県立大学を訪問してくださりました。

 災害看護グローバルリーダー養成プログラム(DNGL)からは、高知県立大学4名、兵庫県立大学1名、東京医科歯科大学2名の学生が交流会に参加しました。今回の交流会の目的は、1異分野理解、2博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2017に向けた意見交換でした。
 それぞれのプログラム紹介、活動紹介を行った後、各プログラムについて質疑応答をする中で、同じリーディングプログラムであっても、所属研究科を持つオールラウンド型の登龍門と、リーディングプログラム自体が専攻である複合領域型のDNGLでは学修や活動、研究の位置づけが異なることを改めて理解しました。また、プログラム内に既にさまざまな専門分野を持つ登龍門と災害看護学のみのDNGLでは、日常からの学際のあり方についてもその機会が異なります。さらに、学部卒業後、大学院にそのまま進学する学生が多い登龍門と社会人経験を持つDNGLでは、年齢層や学生の背景も大きく異なるという特徴があり、これらの多様性を理解し共有することで、熱のこもった視野の広がる討議となりました。

 博士課程教育リーディングプログラムは、俯瞰力と独創力を備え広く産官学にわたりグローバルに活躍するリーダーへ導くことを目的としており、両プログラムの学生もそれを目指し日々勉学に励んでいる過程です。リーディングプログラムの持つ特徴を活かしながら、自分の専門分野を追究し、それぞれが目指すリーダー像に近づくべく、今後もリーディング間のつながりを大切に学んでいきたいです。






このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。