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第16回高知ふくし機器展





6月16~18日に第16回高知ふくし機器展が高知ふくし交流プラザで開催され、高知県立大学DNGLの学生全員が参加しました。 私たちは「NPOまあるい心ちゃれんじどの応援団」が行っている災害弱者支援センター設立準備に向けての活動の一環として、防災ブースにおいて現在までの活動をまとめたものを展示しました。来場者の方からは「こんな活動があることを知らなかった。」、「障がいがある人が災害時に弱者ではなく、支援する側になれるような仕組みは必要だと思う。」などの意見をいただきました。
また、高知県が作成した防災啓発冊子「南海トラフ地震に備えちょき」を元に学部生と共に作成した「南海トラフ検定」の体験や防災に関するスマートフォンアプリに触れてもらい、良い点や改善点を付箋に書き出しながら、ユーザー目線で使いやすいアプリについてディスカッションしました。

子どもから障がいのある方、高齢者まで多くの方に防災アプリ体験、南海トラフ検定を試していただき「こんなこと知らなかった。」「おもしろい!」など多くの意見をいただきました。
今回のイベントに関わり始めた当初は、福祉機器の展示イベントに防災を絡めるということで、あまりイメージが湧きませんでしたが、障がいがある方や高齢者などの災害時要援護者と呼ばれる人たちに向けた防災に関する呼びかけの重要性を改めて認識することができた3日間でした。

(報告者:高知県立大学大学院 DNGL3期生 佐々木康介)






このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。