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DMATロジスティクス研修





 平成29年7月9日(日)に高知医療センターにて高知県DMATロジスティクス研修が開催され、学生1名が受講しました。

 今回の研修では通信インフラが破壊された状況の中で、どのように通信環境を確保して広域災害救急医療情報システム(EMIS)への情報入力や情報収集ができるのかについて講義があり、その後に実際に通信環境を構築しながら、EMISへの情報入力の演習をしました。午後からは被災地内の空港等に患者搬送拠点と しての臨時医療施設 (SCU)で行なわれる情報の入力(MATTS)手順などをシュミレーションを通して学びました。細かな入力項目がたくさんあり、正しく入力ができていなければ、きちんと情報が反映されずに活動や傷病者の搬送に影響が出ることが分かりました。

 今回の研修では看護師として傷病者の手当てに当たることも重要な役割であると同時に、傷病者を被災地外の適切な医療環境につなげることも重要な役割の一つではないかと感じることができました。

(3期生 佐々木康介)






このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。