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高知県立大学大学院看護学研究科 創設20周年記念事業





 平成29年7月23日(日)高知県立大学にて「看護学研究科の未来図」をメインテーマに、看護学研究科創設20周年記念行事が開催され、修了生・卒業生・在学生・学内関係者150名が参加しました。

 午前の部では、藤田看護学研究科長より「看護学研究科の歩みと未来を拓く挑戦」、野嶋学長より「社会と協働してプロフェッショナルをデザインする看護学研究科」について講演があり、看護学研究科のこれまでの歴史を振り返るとともに、これからの社会の中で看護学が問われるものについて考える機会となりました。

 午後の部では、「歴史をつなぎ未来を創る」をテーマにシンポジウムが開催され、博士後期課程1期~13期の修了生4名と、在校生として共同災害看護学専攻(DNGL)1期生1名の計5名のシンポジストにより展開されました。

 シンポジウムの中で私は「学際・国際・産官学連携への挑戦」と題し、1)DNGLの実際、2)産官学民連携への挑戦、3)学際的アプローチの重要性、4)グローバル化・国際化への対応について発表しました(内容の詳細は下記スライドをご参照ください)。



 私がシンポジストとして参加し感じたことは以下の通りです。DNGLは今年で開講4年目、まだまだ始まったばかりの新しいプログラムです。研究科の他の専攻のように長く深く続くために、これからも研究・実践ともにチャレンジし続けることが必要だと感じました。また災害看護はオールラウンドであり、他の専攻との協働が不可欠です。縦と横のつながりを今後も大切にしながら、看護学全体の発展に貢献していくことが求められます。さらに5年一貫のフルタイムだからこそ得られるものを重視し、その長く短い時間の中で、これまでの看護学、または博士後期課程では成し得なかったことやその人材像についても見つめ積極的に取り組んでいきたいです。

 最後にこのような貴重な場に在校生として登壇させていただきましたことを感謝するとともに、DNGLの開講10周年、看護学研究科の創設30周年に向けて今後も歩み続けます。

(報告者:1期生 西川愛海)




このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。