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大豊町中学校での防災学習 2018年10月26日



 国際保健に関する特別セミナーとして、昨年に引き続き、NPO法人HANDS理事の藤井千江美さんに講義をしていただき、看護学部と看護学研究科の学生が参加しました。

 2018年10月26日に高知県大豊町中学校にて、DNGL4回生の野島、ハストロが地域を巻き込んだ体験型の防災学習を行いました。  今回は昨年度の防災学習会と内容を一部変更し、被災直後から避難所までの一連の流れを体験し、そのなかから災害を生き抜く方法と避難所での支援の在り方を考えていきました。具体的な内容は、以下の4部です。第1部は導入編として、「被災するということはどういうこと?」と題し、災害が発生した時の自分自身の状況をイメージできるように目黒巻(災害時の状況を自分自身の問題としてイメージするトレーニングツール)を用いてイメージトレーニングを行いました。第2部の「避難所での生活とは?」では、避難所に対するイメージを出し合った後に高知県庁南海トラフ対策課編集の「その日、その時・・・」のDVDを鑑賞し、ミニレクチャーを通して実際に被災してから避難所での生活までの一連の流れや、避難所で起こりやすいトラブルについて振り返りました。第3部の「支援するということ」では、実際に自分や周りの人が怪我をした時の応急処置として、応急処置法と自分達ができる避難所での支援についてミニレクチャーを行い、実際に地元の日赤奉仕団の方のご協力をいただき避難所での高齢者へのケアについてロールプレイを行いました。第4部の非常食や炊き出しの試食会では、実際に自分たちで非常食を作り試食を行い、日赤奉仕団の方からは炊き出しをしていただきました。

   学習会を通して生徒の皆さんからは、考えていた以上に困っている人に声をかけることが難しいという意見や、他にも自分たちにできることがあるかもしれないという意見が挙がりました。また、今回の学習会をもとに自分たちでも避難所で何ができるのか振り返る機会となったことは、支援者育成の側面からも大きな成果ではないかと思います。さらに、地元の方々にご協力をいただきながら地域を巻き込んだ形の防災学習会を実施できたことは、参加した中学生だけでなく多くの方々にも今一度、災害への備え、災害時の支援の在り方を見直す機会となり、地域に防災を広めていく上でとても重要な機会となったのではないかと思います。また、私たちにとっても、地域の方々とともにみんなで災害を生き抜くためにともに考えていく貴重な時間となりました。最後になりますが、このような貴重な機会をいただき、ご協力いただきました皆様にお礼を申し上げます。  













このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。