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第18回EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholars)





第18回EAFONS(East Asian Forum of Nursing Scholars)が、平成27年2月5日、6日の両日、台湾の台北にて開催されました。翌日の6日には、ポスターセッションがあり、DNGLの学生4名が、これまで行った調査研究、あるいは海外での研修の報告等をしました。多くの学生が、初めての国際会議での発表でしたが、災害看護に興味のある東アジアの看護職と議論を交わすことができました。

 そのような中で、私たち高知県立大学の学生二人は、2013年に日本における洪水に関してまとめ、保健師の役割について文献を集めて考察しました。初めてのポスター作成はかなり困難が多く、作成を進めていくほどに、次々と疑問が出てくるという状況でした。その中でポイントを絞って考察し、まとめていく一連の過程を経験する事ができました。また、英語によるポスターということで、内容さることながら、そのデザインや配置、大きさや書体など、様々な部分で配慮が必要である事を認識する事ができました。実際の発表の場では、立ち止まって見てくださった人たちに、つたないながらも英語で説明する事ができ、そのこと自体はとても良い経験となっています。

 今回EAFONSに参加したことで、東アジアにおける看護の大学院生がどのような学びを深め、特に災害においてはどのような研究をすすめているのかというのを知る事ができました。また、新たな出会いがあったり、交流を深める事ができたと考えています。今回の経験を通して、今後も学会発表へのチャレンジを続け、語学へのモチベーションも高めつつ、横のつながりとして様々な人たちと関わる事ができるようにと考えています。

高知県立大学 西川愛海 諸澤美穂





このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。