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高知DMAT研修を見学して





 平成27年4月25(土)、26日(日)に、高知県立大学に隣接する高知医療センターにおいて、高知DMAT研修会が開催されました。この研修は、毎年この時期に開催されていますが、昨年度と同様にDNGLの新入生2名も、県外でのDMAT経験を持つ新任教員1名とともに参加し、見学させて頂きました。

 研修受講者は、高知県内の医療機関で従事する医師、看護師、メディカルスタッフで、受講者の中には、小児科や産婦人科を専門とする医師もいました。受講者の方々は常に真剣で、南海トラフ大地震を意識された発言も多く、災害急性期における医療対応への意識の高さを知りました。また、高知県医療政策課の方から「高知県における災害対策」、「南海地震における医療搬送計画」についての講義があり、高知県内の災害医療対策を知らない私たちにとっては、有益な情報であり学びになりました。

 高知県内あるいは四国地方内の局地災害に備え、災害医療に対する共通言語や共通の知識を持つことの重要性を改めて認識しました。また、地元としては来る南海トラフ大地震における高知県内の災害医療対策・対応に、そして災害看護グローバルリーダーとして、全国/全世界に少しでも寄与していきたいと、気持ちを引き締めた2日間でした。

高知県立大学 野島 真美、ドゥイナントアジ ハストロ、西塔 依久美




このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。