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地域連携に関する勉強会に参加して





高知県の土佐長岡医師会および香美郡医師会の主催による地域連携に関する勉強会が開催され、DNGLからは2回生の学生と教員が参加しました。先ずは、高知県中央東福祉保健所所長の田上医師より、「総力戦の救護活動 ~机上訓練で具体的にイメージしてみましょう~」というテーマで講演を頂き、引き続き演習に入りました。田上医師は、東日本大震災では、発災直後から宮城県に入り、公衆衛生の視点から多職種と連携して活動をされていました。DNGLの教員はアドバイザーという形で訓練に参加しましたが、学生は演習グループのメンバーとして他の参加者とともにシミュレーションを行いました。

訓練では、発災後、15の事例が時間の経過とともに提示され、その都度数名のグループメンバーで対応を検討しました。グループメンバーは、事務、看護師、保健師、ケアマネージャー、理学療法士、薬剤師、医師、歯科医師、等で、職種は多岐にわたり、それぞれの専門性の視点から、多角的に意見が交わされました。グループによっては、事例毎にリーダーを決め、色々な意見を聞きながら、リーダーとしてグループの意思決定をマネイジするという役割を訓練していました。事例提示の合間には、近隣施設の情報や道路の復旧情報等が入電し、それらの情報も踏まえて、どの様に度意思決定をすべきか議論していました。





このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。