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神原准教授がGlobal Forum on Research and Innovation for Health 2015 にて講演を行いました





フィリピンのマニラで開催されたFORUM2015(8月24日~27日)にDNGLから神原准教授と1回生の野島院生、ハストロ院生が出席しました。 このグローバルフォーラムはCouncil on Health Research for Development(COHRD)という国NPOが主催で様々な健康課題に対して、多様なプローチを用いて挑戦する為に議論する場所と位置づけられており、国連機関はじめ、各国の行政職、起業家、企業、NGO,研究者、などのあらゆるステイクホルダーが集まり4日に渡り議論がなされました。

神原准教授は、MEGA-DISASTERS AND OUTBREAKSのセッションの中で、自らが行った東日本大震災前後の災害看護に関る分析を中心に解説し、世界の災害看護の流れと現状を報告しました。その中で日本では阪神淡路大震災と東日本大震災の大きな震災を経験し、その度に新たな災害看護の挑戦に直面したこと、本学の南学長がリーダとなり、日本や世界で災害看護学会を発足し、世界で活躍できる災害看護師を育成するためのDNGLが始まったことにふれ、これから目指すところについて発表されました。また世界災害看護学会の事務局としての意見を述べる場面もありました。会場からはDNGLの考え方や取り組みについて大きな反響があり、たくさんの方が講演後に質問を受けており、日本だけでなく、各国で災害看護について感心が高くなり始めていることを実感しました。








このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。