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博士課程教育リーディングプログラムフォーラム2015に参加して





今回で3回目となるリーディングフォーラムでは、全62博士課程教育リーディングプログラムを実施中の大学に加え、民間企業や官庁などからの幅広い参加がありました。

学生フォーラムではこれまで学生が受講・経験した教育プログラムにより、どのような力が身に付き、何をどこまでできるようになったかを、1.リーダーシップと教育、2.異分野横断や交流、3.グローバル化や国際化、4.産業界や公的機関などとの連携、5.実社会課題に基づくプロジェクトワークの5つのテーマより示し、これらの発表から、各大学で実施されている教育プログラムを紹介し合うことで学生間の情報共有や交流に結びつけることを目的として行われました。さらに学外協力者(産業界や官界などから)の参加により、リーディングプログラムで実施されている教育プログラムを社会に周知し、学生がどのような力を身に付けているのか理解促進を図ることを目的としました。

その中で私はテーマ4.産業界や公的機関などとの連携に参加し、DNGLの紹介やプログラムを通じた自己の経験をパワーポイント1枚、2分で発表し、その後テーマに関する議論を行いました。多くのプログラムがグローバル化・多様化・複雑化する社会での課題を解決するために産官との連携、国際・学際力を培っていることを改めて知ることができ、大変大きな刺激を受け、有意義な時間を過ごすことができました。

この2日間を通じて、私が得た学びは大きく3点です。1.リーディングプログラムは他分野に渡る多くの学生が、将来「知のプロフェッショナル」となり、社会での創発を起こすであろう期待、またその使命があるということ、2.そのためには社会でのパラダイムシフトを認識し、DNGLとして従来の看護プラットフォームに付加価値をつけていく必要があること、3.さらに他分野同様、DNGLも社会での適切な課題を特定し、またそれをプロアクティブに実施していく必要があること、です。しかしやはり、一番の成果は、他分野の学生との交流を図ることができ、リーディングプログラム間・学問間のつながりが生まれたことでした。

最後に、DNGLの学生として社会に求められる人材になるべく、今後も勉学に精励していきたいです。







このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。