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DNGLとG-safetyの交流会を開催して





昨年10月に開催されたリーディングフォーラムを契機とし、学生間でつながりを持つことができた東北大学グローバル安全学トップリーダー育成プログラム(G-safety)の学生・教員と、今回高知県立大学で交流会を設けました。それぞれのプログラムの学生が活動報告を行い、分野は違えど防災・減災という同じ目標を持ち、学び・活動しているリーディングプログラムの仲間がいることを改めて認識しました。その中で、「安全」「安心」「健康」「生活」というそれぞれのキーコンセプトについて、お互いの考えを討議し、捉えの違いが明らかになるなど、学際的な視点から防災・減災の今後のヒントを得ました。

また、高知沿岸部の石碑巡りを共に行う中で、歴史思想分野の観点、IT分野の観点、土木分野の観点、理工学分野の観点、看護分野の観点などから、これまでの災害やこれからの災害について話し合うことができ、非常に有意義な時間となりました。さらに、高知県庁などを訪問し、県庁職員を交え、来る南海トラフ地震対策に向けた討議をする中で、東日本大震災を経験したG-safetyの学生や教員の教訓から今後の対策の示唆を得ることができ、過去の経験が未来の減災につながる瞬間を感じることができました。

今回の交流は3日間と短い時間ではありましたが、ともに人々の安全や安心を希求し、減災を推進するために、今後も継続的に学際的連携を図り、実際への取り組みにつなげていきたいです。






このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。