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19th EAFONS





 2016年3月14-15日に、千葉県 幕張メッセで第19回東アジア看護学研究者フォーラム(East Asian Forum Of Nursing Scholars: EAFONS)が開催されました。EAFONSは東アジアの看護系大学の大学院生、若手研究者を対象とする国際フォーラムであり、教育内容の強化と情報の共有を目指し、各国の看護学の発展を促進していくことを目的としています。今回は10ヶ国、約1000名の参加者があり、多くのセッションや発表が行われました。

 高知県立大学DNGLの学生は、2015年夏に①ネパール、②インドネシアでそれぞれ行ったフィールドリサーチの結果をポスターにまとめ発表を行いました。(①「The support and challenge for the nurse who work in disaster area~ inspection in the IDP camp in Nepal earthquake~」、②「Preparedness for natural disasters among Tomohon city residents in the north Sulawesi province, Indonesia」)その中で、領域や出身国の違う看護大学院生との意見交換を行うことができ、自身の研究に関する振り返り、新たな視点、今後への展望を見出す機会となりました。

 また、DNGL学生全体として、「Let's Get Ready for Disaster Risk Reduction」をテーマとし交流集会を開催しました。約300名弱の参加者とともに、今後看護分野として、またはDNGLとして減災のためにどのようなことを考え、実践していくことが必要かを改めて考える機会となりました。

 自分たちの経験やチャレンジを同じ看護分野である各国の大学院生たちと共有できる場は大変貴重な機会であり、今後もこのような国際的な場で積極的に発信し続けながら、更なる学びを得て、看護学の発展の促進に寄与していきたいです。







このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。