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【レポート】リーディングフォーラム2016





 DNGLが所属している博士課程教育リーディングプログラムは、現在全国30大学62プログラムが実施されています。広く産官学にわたりグローバルに活躍する高度博士人材の育成と輩出を目指して、文部科学省が2011年度に採択を開始し、本年度はこのプログラムが開始され始めて修了生がでる年度であり(DNGLは2018年度に初めての修了生が出る予定です)、社会が望む次世代の博士人材の育成や活用、期待されるイメージについて産官学の方々とプログラムに参加している学生を交えてのフォーラムが行われました。

 講演会をはじめ、企業の方との意見交換会を通し、改めてリーディングプログラムに参画しているからこそつけられる能力として、理論的な分析力や課題の抽出、創造的な問題解決の方略や実行力などが、複雑多様化し変化の早い現代社会の中で求められる人材であり、これらの能力をつけていくことの重要性を感じました。とりわけ地球環境の変化をはじめとしてテクノロジーの発展の早さも含めて、10年後、20年後を見据えた力、そのための現在からの対応力も求められていることを再認識し、既存のスタイルを見直し新しいことを創造し実行していく能力の重要性を強く感じました。

 また企業の方との意見交換の中では災害の領域は、全てがまだ発展途上にあり、国内外や災害の種類を問わない普遍的な災害看護の体系化の重要性に話がおよび充実した時間となりました。それと同時に他大学の学生の活動も知ることができ、フォーラムに参加する中で様々な刺激を得ました。災害看護の更なる発展と共に、他領域との学際的な交流をさらに深めていきたいと感じました。







このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。