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活動報告

第3回認定看護師・専門看護師実践発表会の紹介

第3回認定看護師・専門看護師実践発表会の紹介

第3回認定看護師・専門看護師実践発表会の紹介

第3回認定看護師・専門看護師実践発表会の紹介

第3回認定看護師・専門看護師実践発表会(主催:高知医療センター看護局)の紹介
今回は、高知医療センターにて開催されている実践発表会の紹介です。
認定看護師・専門看護師実践発表会は、院内のみに留まらず、広く高知県の看護の質向上に貢献する活動につながることをめざし、多施設の看護師が認定看護師・専門看護師の役割や活動を理解し、有効に活用することで看護の質向上をめざすこと、ともに学び交流を深めることで施設間の連携強化につなげることを目的に平成26年度より開催されております。
基調講演と演題発表の2部で構成されており、初年度は、高知医療センター所属の認定看護師・専門看護師による実践発表のみでしたが、2回目以降は高知県下の認定看護師・専門看護師の皆様からも発表を頂いております。
3回目となる今年度は「広げよう未来を創る看護の力」をテーマに、平成28年11月26日、高知医療センターくろしおホールにて開催されました。基調講演では、四国医療産業研究所所長の櫃本真聿(ひつもと しんいち)先生より「地域包括ケア時代」と題して、看護師のアイデンティティを活かすことをメインにご講演を頂きました。病院は、あくまで患者さんが一時的に治療を受ける場所であり、急性期病院であっても生活を分断せず地域での生活に戻すための医療・看護が重要です。
患者さんやご家族のその人らしい生き方を支援していくこと、目標を共有し、患者さんやご家族の力を引き出すこと等、改めて看護の力を発揮することの重要性を感じました。 看護の力で患者さんをエンパワーメントすること、その中心的な存在として、認定看護師・専門看護師の活躍に期待が寄せられていました。そして、「前向き」「感謝」「目標達成型の思考」が大切であること等、日頃の看護や援助専門職として対象に向き合う姿勢についても深く考える機会となりました。実践発表では、院外から6題、院内から5題の発表があり、施設の枠を超えて活動の状況を知ることができ、看護の質の向上、多施設間の連携に役立つ有意義な時間を過ごすことができました。
中でも救命救急センターに入院中の終末期にある患者さんの外出調整についての発表を聴き、多職種連携のあり方やその重要性、そして何よりも看護ケアには無限の可能性があることを改めて実感しました。
認定看護師・専門看護師実践発表会は、毎年11月に開催されます。地域で働く看護職の皆様も是非ご参加ください。