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活動報告

「専攻科地域看護学専攻 修了研究発表会」


 昨年に比べると比較的暖かだった冬が終わり、季節はゆっくりと春めいてきました。
 3月に専攻科地域看護学専攻修了生の修了研究発表会を行いました。本学では、1名の教員が1~2名の学生を担当し、研究を行います。学生は、看護学を学ぶ中で関心を持ち温めてきたテーマを追求し、研究のプロセスをたどることで新しい知見を得ることの大変さとともに、1年間研究を自分の力でやり遂げたことへの大きな達成感を感じていることと思います。
 私が担当した学生は、それぞれ実習の体験の中から手術室看護とがん看護に興味を持ち、対象者の皆様に多大なご協力を頂きながらなんとか論文を仕上げ、緊張で声を震わせながらも自分の言葉でしっかりと成果を発表しておりました。
 4年間を共にした学生が巣立つことはとても嬉しくまた寂しくもありますが、それぞれの場所で活躍してくれることを期待したいと思います。
 この4月にはフレッシュな新入生を迎えました。桜の花びらが舞うなか、期待と不安が入り混じっているような顔つきが見られます。これからの講義や実習の中で学生1人1人と向き合って、社会にしっかりと貢献できる看護職に大きく育つよう共に歩んでいきたいと思います。

編集委員 吉田 亜紀子(高知学園短期大学看護学科)