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活動報告

「地域へ出向くミニ講座の取り組み」

 高知赤十字病院では平成26年より認定看護師や薬剤師、栄養士、リハビリスタッフが地域へ出向いて講座を開催する「ミニ講座」を実施しています。
 テーマは脳卒中や介護、認知症、食生活、糖尿病、禁煙、熱中症など、身近な内容を取り上げ、30~60分の実技を交えた内容になっています。ホームページやチラシなどで広報を行い、依頼のあった地域には高知県下どこへでも出向き、講師料は無料で準備から片付けまで全て自己完結で行います。
 その中で私は糖尿病看護認定看護師として「血糖値が気になる方へ」「生活習慣病が気になる方へ」など4つのテーマを担当しています。中には管理栄養士と協同して行うテーマもあります。依頼は地域の婦人会、住民課の健康づくり班、福祉保健所など多岐にわたっており、対象者も地域住民から県職員、特定検診受診者と幅広く、ケースによっては本番までに担当者と打ち合わせを行い対象者のニーズを考慮し内容を検討しています。講座は一方的な講義形式ではなく、参加型の内容で視覚に訴える教材なども活用しています。
 糖尿病をはじめとする生活習慣病は一次予防が重要です。地域に出向き、健康増進・受診行動促進などの活動を行うことができ、一次予防、重症化予防の一端を担うことができていると感じています。
 詳しくは高知赤十字病院ホームページを参照ください。
 運営委員 依光みづほ(高知赤十字病院)
   写真撮影・掲載には同意を得ています