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活動報告

「コロナ禍における看護教育の取り組み」

「コロナ禍における看護教育の取り組み」

「コロナ禍における看護教育の取り組み」

「コロナ禍における看護教育の取り組み」

 今年になっても新型コロナウイルスの影響が続き、臨地実習を部分的にシミュレーション教育に置き換えて感染症対策をしながら実施をしています。教員たちは、片麻痺や認知症のある患者さんになりきり、できるだけ臨地に近い場面を作ることができるよう、工夫をしています。
 学生さんたちは、教員が仕掛ける想定外の展開にもひるまず看護師役になりきり、また教員のリアルな演技にも動揺せずシナリオに着実にシミュレーションを実施しています。
 片麻痺のある患者さんの入浴を介助する際の安全や安楽の確保にはどのような工夫が必要なのか、食事がすすまない患者さんに対して、患者さんの思いを大切にしながらどのように声掛けをすればよかったのか、実施後に時間を十分とってじっくり振り返り、深く考えることで、援助の意味を見出し、看護の奥深さを実感する演習となっています。

編集委員 吉田 亜紀子(高知学園短期大学看護学科)
  (写真掲載の許可を本人より得ています)