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活動報告

「「ほっとルーム」をオープン!」


 保健室には毎日、けがや病気に留まらず、たくさんの子どもたちが訪れます。放課後にふらっと立ち寄って雑談をしたり、思い切って悩みを相談してくれたりする人もいます。日々の何気ないふれあいが、多忙な現代を生き抜く子どもたちにとって大切な時間だと思っています。
 本校では昨年度2月から、相談支援体制充実の一環として、「ほっとルーム」という部屋をオープンしました。週2回の長休み時間に、誰でも利用していい部屋です。スクールカウンセラーとおしゃべりをしたり、折り紙やけん玉をしたり、ぼーっと休憩したり…と、子どもたちは利用のルールを守りながら思い思いに過ごし、「ほっ」と一息をついて笑顔で教室へ帰っていきます。中には、カウンセリングに至ったケースもあり、個別相談からチーム支援へとつなぐこともできました。
 コロナ禍において、様々な制限をかけられたままの学校生活。このストレスが、子どもたちの心身の成長や健康に影響があるのは明らかです。子どもたちが、「ほっ」と安心して、学ぶことや遊ぶことに思いっきり向き合える毎日にするために、養護教諭として探り続けていきたいと思っています。
 
 企画委員 松村晶子(高知大学教育学部附属小学校) 


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