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活動報告

「妊婦の方々への新型コロナウイルス感染症対策について」


 新型コロナウイルスに関する対応で当院では種々の感染症対策を行っています。面会制限を行う場合があり、妊婦さんやご家族から病院への付き添いや立ち合い分娩の中止について不安や心配の声が寄せられています。また妊婦さんやご家族が罹患される可能性もあり、新型コロナウイルス感染症によって生じる影響や日頃の感染予防等について以下のようにご説明しています。
○感染が妊娠に与える影響
 妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても基礎疾患を持たない場合その経過は同年代の妊娠していない女性と変わりません。妊娠後期に感染すると早産率が高まり、一部は重症化するとの報告があります。
○日頃の感染予防
 ①換気の悪い密閉空間②人が密集している③近距離での会話や発声が行われる、という「密」が同時に重なるような場所を避けてください。家庭内に感染疑いのある方がおられる場合は別室で過ごすなど接触を避け、タオルや食器の共用は避けてください。
○相談、受診の目安
 妊婦の方については、発熱や咳、咽頭痛など風邪の症状がある場合でも、重症化しやすい方と同様に、かかりつけ医等身近な医療機関に電話で御相談ください。かかりつけ医がいないなど相談先に迷った場合は、新型コロナウイルス健康相談センター(高知県は088-823-9300)に電話相談し指示を受けてください。
 高知県の対応ステージが下がると院内面会基準が緩和される場合があります。今後ともご理解ご協力をお願い致します。

  企画委員 田渕良枝(高知医療センター)


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