■ 研究活動の報告
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● 平成11年度 研究活動の報告 ●
◆◆◆ 高知県内看護職の災害時の看護に関する実態調査 |
4.結果から示唆された今後の課題 |
アンケートの結果から以下の3点の課題が示唆された。 1)災害時の看護を実際に体験した者が少ないため、各々の体験を蓄積していくことが必要であると考える。 2)災害発生時、看護活動への参加に対する希望は多く見られたが、実際の組織としての支援体制が整備・確立されていない状況である。また、災害看護に関する教育・訓練等も、十分になされているとは言い難い状況である。今後は、組織としての支援体制を検討するとともに、看護職を対象とした災害看護の教育訓練プログラムの検討が必要である。 3)防災訓練への参加状況では、全体の約1/3が参加できていない状況にある。また、組織としての取り組みも、火災訓練は実施されているが、その他の災害発生を想定しての訓練はあまりなされていない。今後は、ライフライン途絶時の対応等、実際の対応を想定した訓練を取り入れていく必要性があるのではないだろうか。 |
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