災害看護支援ネットワーク研究in高知
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平成13年度 研究活動の報告


平成13年度の研究概要
 本研究は、文部科学省科学研究費(基盤研究(B)(2)12470537)研究(平成12年度・13年度)の助成を受けて行われているものである。本研究の平成13年度の目標およびその研究実績は以下の5点である。

1.望ましい災害看護支援ネットワーク体制のあり方の模索
 アンケートを災害看護支援ネットワークの視点から分析し直した。その結果、各職場では災害や非常事態に備えた組織作りに取り組んではいるが、自組織内での活動に留まり、地域の他組織や各種団体との連携にまで至っていないことが明らかとなった。災害に備えた地域内の組織間ネットワークの形成が必要であることが示唆された。

2.災害看護支援ネットワークの構造の検討
 本研究が目指す『災害看護支援ネットワーク』は、「災害看護活動支援ネットワーク」により看護職を中心とした連携体制(ネットワーク)を構築し、構築されたネットワークを維持していく「災害看護メンテナンスネットワーク」の両者の交互作用により、実効あるものに変化して行くものと考えた。

3.災害看護活動支援ネットワークの構築
 「情報の提供と共有」を災害におけるネットワーク機能の基幹機能と位置付け、この機能を通して「マンパワーの提供」、「物資の提供」、「意志決定の支援」の全てのネットワーク機能が発揮されると考えた。よって、『災害看護支援ネットワーク』を構築するためには、その要件として「情報の提供と共有」というネットワーク機能を定義することであると結論付けた。従って、災害における看護の役割を具体的に発揮するために、どこに連絡し相談したらよいかという窓口を整理し、「災害看護活動支援ネットワーク」を構築した。

4.災害看護メンテナンスネットワークの構想の提案
 災害看護活動支援ネットワークをたよりに災害看護活動を展開すると、「災害看護支援ネットワーク」が構築されるが、その存在は時間と共に薄れて行くものと考えられる。構築されたネットワークを維持していくためには、それを維持する災害看護メンテナンスネットワークを構築する必要があり、その構想を提案した。

5.ホームページ開設による災害看護に関する情報交換の場の提供
 本ホームページ「災害看護支援ネットワーク研究in高知」を維持・管理し、広く看護職との災害看護に関する情報交換の場を提供した。


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