「こんな嚥下食ご存じですか?」リカレント講座を行いました
3月24日(土)に、健康栄養学部ではリカレント講座を行いました。嚥下食とは、食事を飲み込む機能が低下している方のために、ゼリー状に固めたり、軟らかくして飲み込みやすくする食事のことです。今回は、高齢者向けの食の質向上を目指し、嚥下食に応用できる食事の紹介と、中華粥の実習を行いました。
まずは健康栄養学部の島田郁子講師から、最近の嚥下食のお話と、魚肉を軟らかく調理できる食肉品質改良剤や、ポットでできるホットパッククッキングの紹介がありました。
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ホットパッククッキング実演中 |
ビニール袋に缶詰の中身を入れ、切った野菜をポットに入れるだけで、煮物が簡単に作れるホットパッククッキングに、参加者の皆さんは驚いていました。
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続いて、RKC調理師専門学校の上村尚先生による「中華粥」の実習です。
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中華粥の作り方は・・・ |
日本のお粥と違い、沸騰したお湯にお米を入れて煮ていきます。
「ふわ〜っと花ひらくようにお米を煮て・・・」これは、なかなか難しかったです。
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つまみぐい・・・
下準備 |
中華料理には欠かせない、ピータンや腐乳、ザーサイなど豊富なトッピングで、栄養も豊富な中華粥が出来上がりました。
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豊富なトッピング!中には鯛や蟹、日本ではなじみのない変わり種も!
中華粥の出来上がり!!
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参加者からは、「美味しい嚥下食として紹介してみたい」という声が聞かれました。
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