NEWS一覧(2020年度)

がん高度実践看護師WG講演会 in kochiを開催しました!!

2020.12.05

がん高度実践看護師WG講演会 in kochiを開催しました!!

12月5日(土)、がん高度実践看護師WG講演会 in kochiを開催し、中四国をはじめ、北海道から九州から79名にご参加いただきました。2020年度は、「遺伝性腫瘍と生きる患者へのがん看護」をテーマに、高知県・高知市病院企業団立高知医療センター乳腺・甲状腺外科科長の高畠大典氏と、聖路加国際病院遺伝診療部の遺伝看護専門看護師、大川恵氏を講師にお迎えしました。高畠医師からは、ゲノム医療の基礎的な知識や、がんゲノム医療の提供体制と課題について高知県の現状を踏まえてお話いただき、がん発症のリスクに応じた予防的治療や治療選択が可能となる一方で、患者、家族の心理的負担も大きく、がんゲノム医療でのチーム医療の重要性を理解することができました。大川専門看護師には、遺伝医療における看護師の役割や、遺伝看護実践事例を具体的にお話いただき、基礎知識に差異があっても、獲得している看護の知識や技術をすべて活かすことができることが理解でき、遺伝性腫瘍とともに「生ききる」を支える看護職としての役割について考える機会となりました。

【開催募集】2020年度がん高度実践看護師WG講演会 in Kochi【12月5日(土)】

クリックでダウンロード

2020.11.18

【開催募集】2020年度がん高度実践看護師WG講演会 in Kochi 【12月5日(土)】
Web(zoom)開催に変更となりました

がん高度実践看護師WG講演会では、「がん患者のライフステージの様々な新ニーズに応える高度な看護実践の展開」をがんプロⅢ期のテーマとし、がん看護インテンシブコースⅡ講演会を企画しています。
2020年度は『遺伝性腫瘍と生きる患者へのがん看護』をテーマに、がんゲノム時代の遺伝性乳癌卵巣癌診療や、がんゲノム医療時代に必要な、がん看護・遺伝看護の視点と実際の関わりについて講演会を予定しています。講師には、高知県・高知市病院企業団立高知医療センター 乳腺・甲状腺外科 科長の高畠大典先生と、聖路加国際病院 遺伝診療部 遺伝看護専門看護師の大川恵先生をお迎えします。
今年度は対面・Web(Zoom)での開催の予定ではございますが、新型コロナウィルス感染症の影響により、Web配信のみの開催に変更することがあることを予めご了承ください。
多くの方にご参加いただき、一緒に学びたいと考えていますので、皆様お誘いあわせの上ぜひご参加下さい。お待ちしております。

2020.10.03

2020年度 がん看護インテンシコースⅠが開講しました!

10月3日(土)、2020年度 2020年度 高知県立大学がん看護インテンシブコースⅠがスタートしました。このコースは、“高齢がん患者に安心をもたらすケアを創造してく訪問看護師の育成” を目的としています。受講生は高知県内の病院や診療所で高齢がん患者への看護を実践している5名です。新型コロナウィルス感染症対策のもと、これから15日間、講義や演習、見学実習、受講生同士の意見交換などを通して、高齢がん患者の在宅療養をコーディネートしていくための専門的知識と技術を学びます。本コースの学びが、受講生の皆様の明日からのがん看護実践に役立てていかれることを期待しています。

2020.09.05

2020年度高知県立大学 がん高度実践看護師(APN)コースⅠ・Ⅱが開講しました!

9月5日(土)、高知県立大学がん高度実践看護師(APN)コース “Cancer Trajectoryをたどる人のニーズに応える高度実践を創造する看護師養成”がスタートしました。2020年度は『高齢がん患者の治療とケア アドバンスト編』をテーマとし、高齢がんの診断や治療の関する知識、高齢がん看護に関する専門的な知識と技術を学び、がんをもつ高齢者のニーズに対応することのできる専門性の高い看護実践力を修得することを目的としています。
受講生は35名で、中国(岡山、広島、山口、鳥取)、四国(高知、徳島、香川、愛媛)で活躍している専門看護師、認定看護師の方々と、本学のがんプロ学生です。本年度は、新型コロナウィルス感染症対策として、Web(Zoom)を活用した遠隔講義を取り入れています。8日間、講義や演習を通して高齢がん患者の看護に関する学びを深めるとともに、専門分野が異なる受講生同士が意見交換を行い、がん看護に関する視野を広げ、看護実践力の更なる向上を目指します。

第6回APNセミナーが開催されました(7.16)!!
2020.07.16

第6回APNセミナーが開催されました(7.16)!!

第6回目は、3期生の池田久乃OCNSに、「教育の事例」「化学療法を受ける患者への高度な看護実践」についてご講義いただきました。学生は、新規抗がん剤や治験の導入による看護師の負担や意思決定支援の難しさがある中で、専門看護師が教育機能を発揮することや対立が生じやすい医療者間の調整を行う必要性、延命目的の化学療法においては、地域特性や社会資源、治療の継続可能性を考慮し、患者・家族の価値や希望に焦点を当てて意思決定を支援する必要性について学ぶことができました。また、教育機能において、対象者の状況やレディネス、組織風土を把握し、効果的なアプローチ法を検討することや、看護実践を通してモデルを示して周囲を巻き込む重要性を学ぶことができました。

第5回APNセミナーが開催されました(7.15)!!
2020.07.15

第5回APNセミナーが開催されました(7.15)!!

第5回は、18期生の野瀬智代OCNSに、「実践の事例」「病棟に所属するがん看護専門看護師の活動の実際」について講義をしていただきました。学生は、組織分析により所属部署の課題やニーズ、潜在的ニーズを捉えたうえで、スタッフの協力を得るためには、自分の考えや役割を伝え、何ができるのか提示していくこと、理論やモデルなどの根拠に基づいて問題を明確化し、看護実践を通して理解してもらうことが重要であると学ぶことができました。また、がん看護専門看護師の認定までのプロセスについてのご講義を通して、一つひとつの実践事例を大切にし、丁寧に振り返ることで学びを蓄積していくことなど、学生それぞれが自身の課題を見出すことができました。

第4回APNセミナーが開催されました(7.10)!!
2020.07.10

第4回APNセミナーが開催されました(7.10)!!

第4回は、12期生の竹田日記OCNSに、「実践の事例」「緩和ケアチームに所属するがん看護専門看護師の活動の実際」について講義をしていただきました。学生は、緩和ケアチームの活動評価指標を設定し、客観的に組織に示していくことや、組織と地域のニーズを把握し、方針が異なる場合は患者・家族のQOLを考えた組織変革が必要であると学ぶことができました。また、患者・家族の最善を常に考え、患者・家族に必要なリソースを巻き込んでチームとして解決に導くことが、患者・家族のアウトカムだけでなく、看護の質向上につながることを学びました。そのために、協働する職種と顔の見える関係性やネットワークを育むこと、直接的な実践だけでなく間接的な実践の必要性を判断していくことなど、自身の課題を見出すことができました。

2020年度高知県立大学がん看護インテンシブコースⅠの受講生を募集しています。
2020.07.08

2020年度高知県立大学がん看護インテンシブコースⅠの受講生を募集しています。

高知県立大学では、2020年度高知県立大学がん看護インテンシブコースⅠ~高齢がん患者に安心をもたらすケアを創造していく訪問看護師育成~のための教育コースを開講いたします。
本コースでは、高齢がん患者の在宅での治療・療養生活を支えるために必要な専門的知識や技術を学び、在宅医療の可能性と選択を広げ、チーム医療を基盤とする在宅医療をコーディネートしていくことのできる、専門性の高い看護師の養成を目指しています。ぜひご参加下さい。
詳しくは募集要項をご覧ください。
なお、新型コロナウィルス感染拡大を予防する新しい生活様式の実践を考慮しコースを開催致しますが、今後の影響により遠隔授業を取り入れる場合や、日程や内容を変更する場合がございますのでご了承ください。

第3回APNセミナーが開催されました(6.29)!!
2020.06.29

第3回APNセミナーが開催されました(6.29)!!

第3回は、6期生の北添可奈子OCNSに、「倫理調整の事例」「緩和ケアチームに所属するがん看護専門看護師の活動の実際」について講義をしていただきました。学生は、組織の資源としてCNSの役割を可視化する必要性や、協働する多職種の役割や考えを理解し調整役を担う重要性について学ぶことができました。また、倫理調整機能では、様々な事例を通して倫理教育や倫理調整の方法を学び、自身の価値の傾向を知り、中立の立場で関わることや、日常の中にある倫理的問題に気づくことができるように倫理的感受性を高め、問題提起していくことなど、自身の課題を見出すことができました。

2020.06.18

第2回APNセミナーが開催されました(6.18)!!

第2回は、10期生の弘末美佐OCNSに、「コンサルテーションの事例」「移行期および在宅緩和ケアにおける高度な看護実践」について、遠隔でご講義いただきました。学生は、退院支援・退院調整は、病院の看護師と療養先の看護師との連携や協働が必要であり、他の組織の職種の状況や思いを理解し、チームとして統一した支援を行うことが重要であると学びました。そのためには、地域における役割や機能を分析し、自身の役割を他者や組織に示すことや、連携する職種、他の組織との仲間づくりが必要であると学びました。コンサルテーション機能では、次に同じような問題や現象に直面した時に対応できるように、コンサルティが主体的に取り組み、一緒に解決していく大切さを学ぶことができました。

2020.06.12

2020年度 がん高度専門看護師(APN)セミナーが始まりました!!

6月12日から、2020年度がん高度専門看護師(APN)セミナーが始まりました。がん看護専門看護師として高知県内で活躍されている修了生6名を講師にお迎えし、専門看護師の6つの役割機能と、がん看護専門看護師の高度な看護実践について講義をしていただきました。様々な部署や立場で活動されている先輩から実際の活動を通して、専門看護師の役割機能や専門性の高い看護実践について学んでいます。
第1回は、12期生の三本芳OCNSに、「コーディネーションの事例」「緩和ケアチームにおけるがん看護専門看護師の活動の実際」について、遠隔でご講義いただきました。学生は、外部環境と内部環境を考え自分を含めた組織分析を丁寧に行うことが、意図的な調整につながると学ぶことができました。また、関係作りの第一歩として相手を尊重しアサーティブに関わること、幅広い視点をもち深くアセスメントすることで調整が必要な問題を明確化すること、リフレクションを行い、調整に活用できる方略を増やして意図的に実践していくことなど、学生それぞれが高度実践看護師として調整機能を担ううえでの自身の課題を見出すことができました。

「がん診断治療学」の集中講義が始まりました。
2020.06.11

2020年度高知県立大学 がん高度実践看護師(APN)コース「高齢がん患者の治療とケア アドバンスト編」の受講生を募集しています!

高知県立大学では、がん高度実践看護師(APN)コース“Cancer Trajectoryをたどる人のニーズに応える高度実践を創造する看護師養成”のための教育コースを開講いたします。
2020年度は「高齢がん患者の治療とケア アドバンスト編」として、高齢がんの診断や治療に関する知識、高齢がん看護に関する専門的な知識と技術を学び、がんをもつ高齢者のニーズに対応することのできる専門性の高い看護実践力を修得することを目指します。ぜひご参加下さい。
詳しくは募集要項をご覧ください。

「がん診断治療学」の集中講義が始まりました。
2020.06.11

「がん診断治療学」の集中講義が始まりました。

6月8日(月)から、大学院授業において社会的距離を確保した対面授業が可能になり、「がん診断治療学」の集中講義が始まりました。高度実践看護師を目指すがんプロ学生4名が、がんの診断・治療に関する専門的な知識の修得を目指して、がん医療を担う臨床の医師から、がんの診断のプロセス、がん薬物療法、がん放射線療法、緩和治療の実際について学びを深めています。
「がん診断治療学」の講義を通して、エビデンスに基づいてケアとキュアを統合して、積極的治療から緩和治療における看護のアプローチを提供する能力を身につけることを目指しています。

2020.02.18

第34回日本がん看護学会学術集会で発表しました!

2020年2月22日(土)、23日(日)、第34回日本がん看護学会学術集会が東京で開催され、20期生のがんプロ修了生小松美帆さん、島田美華さん、藤田歩さんが1年間かけて取り組んできた修士論文を発表しました。小松さんは「頭頚部がんの手術を受けて機能障害を抱えた高齢者が日常生活に適応していく力」、島田さんは「造血器腫瘍患者のエンパワーメントを支える退院支援」、藤田さんは「喉頭全摘術を受けたがん患者のセルフマネジメントを促進する看護支援」というテーマで研究成果を発表しました。また、今回は看護学部65期生のグループが卒業研究として取り組んできた「地方都市における術後乳がん患者のレジリエンスに関する研究」の研究成果や、教員によるがんプロ事業の成果についても2演題発表を行いました。参加された方々からは研究成果の実践への活用や、今後の研究に関わるご意見や示唆をいただき、大変有意義な時間を持つことができました。そして、がんプロ学生3名も参加し、がん看護に携わる様々な分野の方との交流や発表を通してがん看護の視野を広げることができました。

  • 第34回日本がん看護学会学術集会で発表しました!
  • 第34回日本がん看護学会学術集会で発表しました!
  • 第34回日本がん看護学会学術集会で発表しました!
2019年度がん看護インテンシブコースⅠが修了しました!
2020.02.18

2019年度がん看護インテンシブコースⅠが終了しました!

2月16日(日)、2019年度がん看護インテンシブコースⅠ「高齢がん患者に安心をもたらすケアを創造していく訪問看護師育成」の15日間の全日程が終了し、7名の受講生全員がコースを修了することができました。修了式ではコース責任者から一人一人に修了証書が手渡されました。受講生は講義や演習、見学実習、事例検討を通して、高齢がん患者の在宅療養を支援するための様々な知識や技術を学び、新たな気づきや視野の広がりを得るとともに、自施設において学びを実践に活かす力を習得していました。今後は、それぞれ異なる立場や現場で研修での学びをより一層発揮されるとともに、受講生同士や講師として研修に携わって下さった方々とのネットワークを強化し、高知県内における高齢がん患者への在宅療養移行支援および訪問看護を充実していかれることを期待しています。

2019年度がん高度実践看護師(APN)コースが終了しました!
2020.02.04

2019年度がん高度実践看護師(APN)コースが終了しました!

2月2日(日)、2019年度がん高度実践看護師(APN)コース「AYA世代がん患者のケアとキュア」の全日程が終了しました。8日間60時間のコースを修了生した10名の受講生には、コース責任者から修了証書、4名には受講証明書が手渡されました。
受講生は、AYA世代がん患者を理解するための基盤となる諸理論や、AYA世代がんの治療および診断、AYA世代特有の課題の特性を踏まえた看護の専門的知識と技術を学びました。そして最終日には学んだ理論や概念を統合して看護介入モデルの考案を行い、AYAがん患者に対する専門性の高い看護実践力を修得しました。また、グループワークでは専門領域の異なる看護師や学生がディスカッションをすることで自分にはなかった考え方や気づきを得ることができ、より一層視野を広げる機会となりました。
今後は、それぞれの立場や場所でAYAがん患者への高度な看護実践をしていかれるとともに、コース修了生同士のネットワークを強化していかれることを期待しています。

〒781-8515 高知市池2751番地1
高知県立大学大学院看護学研究科
© がん高度実践看護師養成コース 地域をつなぐ未来世代のがん専門医療人養成 .All Rights Reserved.

PAGE TOP