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社会福祉学部では、今年度はリカレント教育講座を3回シリーズで行っています。本講座は、本学健康長寿センター事業の一環で本学部主催により、社会福祉専門職、学部卒業生の再教育の場として、また一般市民に広く社会福祉への理解を深めてもらうことを目的に無料で開催しています。
2015年12月5日(土)、第3回リカレント教育講座が実施されました。今年度最後となる本講座では、「介護福祉専門職のワーク・ライフ・バランス(WLB)とその推進方策」をテーマに、本学社会福祉学部の橋本力先生が講義を行いました。当日は、高校生から福祉・介護分野に携わる専門職や卒業生の方々16名にご参加をいただきました。
講座では、先行研究や橋本先生の調査研究の結果から、介護福祉専門職のワーク・ライフ・バランスの重要性の説明がなされました。また講座の後半では、受講生からの現場での状況をご報告していただきながら、福祉・介護専門職のワークとライフがどのような課題があり、どのようにすればバランスが良くなるのかということを検討しました。
参加された方からは、「幸せを提供する者が不幸せだといけない。誰の人生も大事なものだと再確認ができた」、「ワーク・ライフ・バランスが個人ではなく、組織、また社会に及ぼす効果や影響についてよくわかりました」、「ワーク・ライフ・バランスが整うことで、良い職場づくりにもつながるし、組織のためにがんばりたいと思えるし、離職率の軽減にもつながるとあり、本当にその通りだと思った」など多くの感想をいただきました。
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