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オムロン株式会社の寄付講演が行なわれました

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2022年8月1日(月曜日)の「観光産業論Ⅰ」(担当:友原嘉彦准教授)にてオムロン株式会社より寄付講演が行なわれました。

外部講師として「第一線で活躍する“ケミカル・エンジニア”視点からの価値創造 ~先端材料開発の事例から」をテーマに講演を行なったのは同社のインダストリアルオートメーションビジネスカンパニーの田中泰法氏です。同科目の終盤では、現代のツーリズムがクリエイティビティの涵養を核としたSIT(Special Interest Tourism)の存在・性格が大きくなっている旨、学んできましたが、最終講にあたる第15回目においては実業におけるクリエイティブな取り組みという内容について、自然科学の事例を含みながらも、田中氏に本質を突いて論じていただきました。


田中氏の講演では同社の企業理念やSDGsとの繋がり、KJ法といったツーリズムを学ぶ文化学部の学生にも馴染みのある哲学・思想、研究方法などから、あまり馴染みのない、たとえばデファクトスタンダードといった概念の学びまで、ツーリズム研究にも応用・援用できる内容を多く吸収しました。これまで工場を一から立ち上げるなど大掛かりな業務に努めてきた田中氏が強調した「臆することなく自由に発言できる環境が整備されること」、「アイディアをためらわずにまず出してみることが大事。その中に将来性のあるおもしろいものも含まれる」といった内容は同科目の直近の回でも触れられてきたことでした。

講演後には受講生から田中氏の実生活におけるクリエイティブな取り組みについて質問が挙がるなど、内容にかかる関心の高さが窺えました。
            
※写真をクリックすると大きな画像が表示されます。

講演会の様子1 講演会の様子2

 


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