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ごあいさつ

会長 中野 綾美

会長 中野 綾美

 
 この度、野嶋佐由美前会長の任期満了に伴い、2025年7月に学会長を拝命いたしました。運営委員の方々と力を合わせて本学会の発展に尽力していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 高知県立大学看護学会の起源は、1976年にわが国の看護界で最初に誕生した学会である高知女子大学看護学会です。初代会長の和井兼尾先生は、会長講演の中で「日常の実践活動の中から、看護の科学的解明と実証を認め、討議を重ね、看護学確立への努力をなさいまして、この学会を権威あるものに発展させて頂くことを願うものであります。」と述べられています。和井兼尾会長、山﨑智子会長、山﨑美恵子会長、松本女里会長、野嶋佐由美会長に長年にわたり学会の充実・ 発展にご尽力いただき、創立50周年の節目の年を迎えることができました。2025年は「高知女子大学看護学会創立50周年記念事業year」として、記念学会の開催や祝賀会の開催、記念誌の編集、看護研究相談会などを展開しています。半世紀にわたり、多くの卒業生・修了生の皆様に運営委員を担っていただき、会員の皆様、地域の看護職の皆様のご支援・ご協力のもと、50年を迎えることができましたことを心から感謝申し上げます。 節目の年を迎え、学会名を「高知県立大学看護学会」に改め、高知女子大学看護学会の歴史を礎として、看護実践の質の向上を重視した学会テーマ、看護実践に根差した研究活動の支援、地域に根付いた看護学会としての交流活動を推進していきます。会員の皆様の研究成果や実践活動の成果の発表の場として、学会誌の充実をはかり、年2巻の発刊と15編以上の掲載を目指して編纂しております。本学会誌は、卒業生や修了生、大学院生にとっても投稿しやすい学会誌となっております。学会の学術交流会は、多岐に渡る看護分野だけでなく、卒業後3年までの看護職や、研究者を対象としたワークショップも企画し、相互研鑽の場やネットワークづくりとなるよう取り組んでいます。大学院生を対象とした奨学金事業を通して、若手研究者の学びを支援しています。
 皆様、新たな看護の「実践知」を創造していく学会、未来の看護学をデザインする学会を共に創っていきましょう。 会員の皆様、卒業生・修了生の皆様、地域の看護職の皆様、学際領域の皆様、学会活動への積極的なご参加、ご支援を心からお願い申し上げます。


                                                        高知県立大学看護学会
                                                        会長 中野 綾美