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活動報告

「妊娠期からの切れ目ない支援について」のご紹介~子育て世代包括支援センターの立ち上げ

「妊娠期からの切れ目ない支援について」のご紹介
妊娠期からの切れ目ない支援~子育て世代包括支援センターの立ち上げ 私は現在行政の保健師として働いています。最近のトピックスを紹介します。
平成28年10月、改正児童福祉法の施行、平成29年4月、子育て世代包括支援センターが母子保健法に位置付けられ、妊娠期からの母子保健の予防的かかわりが児童虐待防止に有効として、政策上も重視されるようになりました。
管内では、平成29年4月、2市が子育て世代包括支援センターを設置しました。センターといっても建物ではなく機能で役所の一角にあり、保健師等のコーディネーターを配置、妊娠届出のあった全ての妊婦に面接し、産後、子育て期を通じて相談を受け、必要に応じ関係機関等に繋ぎます。
幡多地域では、十数年前から行政と幡多けんみん病院産科小児科、菊地産婦人科が定期的に情報交換の会を持って母子を支援してきました。
さらに、子育て世代包括支援センターでは、フリーの助産師が産前産後の相談や訪問支援、母乳ケアに協力してくれ、地域の看護職がお互いの役割や特性を生かして活動しています。母校県立大にも人材育成の研修等ご協力いただいています。
運営委員 山本富貴(高知県幡多福祉保健所)