>>ホーム >>ニュース

ニュース

活動報告

病院とケアマネジャーの連携の取り組み報告~「できる限り在宅で暮らしたい」市民の思いに寄り添うために~

病院とケアマネジャーの連携の取り組み報告
高知市における「入・退院時の引継ぎルール」の運用が平成29年7月より開始されました。「入・退院時の引継ぎルール」とは,要介護状態の患者さんが入・退院をする時に,病院とケアマネジャーが「互い」に「確実」に「引継ぎ」と「情報共有」を行うための取り決めです。目指していることは(1)医療と介護を必要とする介護保険を利用する高齢者が安心して家で暮らせる,(2)病院とケアマネジャーの日々の業務の中での連携での困り事を解消する,(3)上記の仕組み(ルール)を「病院」と「ケアマネジャー」が話し合いながら一緒に創り,運用していくことです。
ルールを創り上げるまでには市内64病院中57病院(延べ314名)及び,市内120の居宅介護支援事業所中106事業所(延べ518名)の協力により,グループワーク,協議等を開催することができました。運用後,半年に1回の点検協議を実施する中で,病院職員の方からの「入院時の情報共有のしやすさ」「退院へのスムーズな支援」「院内への波及効果」等のご意見や,ケアマネジャーの方から「情報共有のしやすさ」「病院の意識及び対応の変容」等のご意見をいただいています。

高知市健康福祉総務課 保健師 朝比奈亜希子