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活動報告

学びを実践につなげるための「インストラクショナルデザイン(ID)」の活用


 当センターの看護局教育プログラムは、新人看護師へのプログラムを含めると1年間で約100件のプログラムを展開しています。そのような中、「研修での学びが実践や看護の質向上につながらない」ことが課題として挙がっていました。 2022年度以降の看護教育プログラムより、各領域でIDを活用した人材育成計画に沿って研修を企画、運営、評価を行うことを始めました。また、部署教育計画の企画運営を行う看護副科長と部署責任者にIDに関する管理者研修を実施した後、部署において教育的役割を担うスタッフを対象に「ID研修」を実施しました。「ID研修」により部署教育の企画をサポートし、研修実施後の評価や課題の抽出を行っています。 今年度実施した教育評価アンケート(3年ごと実施)において、「高度医療に対応できる知識・技術の修得」に関して「できている」との評価が前回よりも高くなっていました。また、部署教育に関しても「部署の特徴やニーズに沿った研修が企画されている」「研修での学びを実践に活用している、看護の質向上につながっている」の評価が上がっていました。 IDに基づいた教育計画を継続することで、看護の質向上に寄与できると実感しています。 今後も質の高い医療や看護を実践するための人材育成につながる教育に努めます。
   
 会計監査 藤本真紀(高知医療センター)


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