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「基礎読書法」で株式会社創元社の水口大介氏にご講演いただきました

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 10月14日(水)、文化学部の「基礎読書法」の授業で、株式会社創元社営業部の水口大介氏を講師にお招きし、「本が読者の手に取られるまで-出版社の仕事と読書の世界」をテーマにご講演いただきました。

 講演では、出版社における営業担当者の役割や書籍が読者の手元に届くまでの流れについて紹介いただくとともに、学術書や専門書を取り巻く出版業界の現状についても詳しくお話しいただきました。近年の出版市場の変化や書店数の減少、電子書籍の普及など出版業界全体の動向に触れながら、大学や研究機関、研究者を主な読者とする学術書ならではの出版事情について解説いただきました。また、本の価格が上昇している背景や出版助成制度の役割など、普段なかなか知ることのできない学術出版の世界についても触れられました。

 さらに、「本とは何か」「読書とは何か」をテーマに、本づくりに携わる立場から読書の意義や魅力についてお話しいただき、学生たちは一冊の本が多くの人々の関わりによって生み出され、読者へ届けられていることへの理解を深めました。

 水口氏

 後半には、金高堂本店の亥角理絵店長にお持ちいただいた創元社が発行する書籍の中から各グループの代表者が1冊を選び、その本を題材としたグループワークを実施しました。学生たちは、表紙やタイトル、帯、目次などから内容や想定される読者層、著者や出版社が伝えたいメッセージについて意見を交わし、その後、各グループで考察した内容を発表しました。本を読む立場だけでなく、本をつくり届ける立場から書籍を捉えることで、新たな視点から本の魅力を考える機会となりました。

 亥角店長 本を選ぶ様子

 グループワークの様子 グループ発表の様子

 受講した学生たちは、出版という仕事への理解を深めるとともに、本と社会とのつながりや読書の意義について視野を広げました。​


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