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プログラム概要


国際ネットワーク


1. グローバルな視点から発信する能力の育成

世界各地で交渉できるようなプレゼンテーション能力や論文読解能力を含めた英語力に関しては、各大学で外国人講師などにより学生の英語能力を強化するとともに、学生がレベルを認識し、5年間通じて、自己研鑽するような環境を作ります。 また、海外提携大学・WHO看護協力センターを国際赤十字病院機関、国連合同エイズ計画などから、定期的に講師を招聘し、 グローバルな視点から発信する能力を育成します。
また、グローバルリーダーとして、パブリックヘルス/リスクコミュニケーションの能力、被災者となりうる住民の視点と科学の 双方向から公共の合意形成に関わる能力を、地域ICTを活用した学際的「減災リテラシー」向上プログラムを通して身につけます。

2. 講義や海外での実習やインターンによるグローバルリーダーとしての能力育成

グローバルリーダーの資質育成のために、「災害看護グローバルコーディネーション論」「災害看護リーダーシップ論」 「災害看護グローバルリーダー演習」などの科目を設置しています。
また、国際機関や海外医療機関にてインターンシップを行い、災害関連施策過程や職員の役割について系統的に理解します。 5大学院は、WHO看護協力センターや国際機関、国際赤十字、JICAなどの連携もすでに確立しており、これらの機関が実習や インターンのフィールドとして協力が得られます。
海外のフィールドでの実習やインターンにより、グローバルな視点から発信する能力とグローバルリーダーとしての能力を育成します。

3. グローバルヘルスの視点から「状況判断」する能力の育成

発災に関する状況分析とともに、広い視点から健康指標、疾病負荷や保健システム、支援システムに関する情報を活用して、問題解決に向かう看護実践能力を育成します。
被災に直結する地球上の環境・貧困・開発問題や地域の多様な価値観を組み入れた看護実践に関する教育内容を提供します。

4. グローバルリーダーとして「意思決定」できる能力の開発

災害状況の中で、グローバルリーダーとしてのレベルの高い意思決定をすることが必要であり、「DNGLコアコンピテンシー」、「意思決定育成プログラム」にて、その能力を育成します。
すなわち、ヘルスアセスメントを通じ、被災国の現状を踏まえて対策の優先順位を決め、人材や資源の配置などを的確に判断し 合理的な支援へと導く「意思決定分析法」を多職種・多国籍グループにより演習を行います。


グローバルに活躍するリーダー養成のための取組について

海外提携大学との連携・交流の実態

現在、海外提携校は計32校で、全世界を網羅しています。これらのネットワーク、人脈を活かし、 各学生のキャリアプランや希望に基づき、在学期間中の国際交流ならびに海外派遣・留学の計画を立てています。 また年度毎に「共同災害看護学専攻」全体の国際交流計画についても策定します。

①高知県立大学 …(カリフォルニア大学サンフランシスコ校、ラトガーズ大学、ペンシルベニア州立大学、エルムズ大学、華中師範大学、北京聯合大学旅游学院、文藻外語学院、モンゴル国立科学技術大学、カリフォルニア州立大学)

②兵庫県立大学 …(カーティン大学、香港理工大学、ワシントン大学、ペンシルベニア大学、ハサヌディン大学、チュラロンコン大学)

②千葉大学 …(ソンクラ大学、チュラロンコン大学、セイナヨキ大学、上海交通大学、安徽医科大学、ミシガン大学、アラバマ大学、天津医科大学、北京大学)

②東京医科歯科大学 …(ワシントン大学、シェフィールド大学、セイナヨキ大学、タンペレ大学、陽明大学)

②日本赤十字看護大学 …(コロラド大学、スウェーデン赤十字大学、モナッシュ大学、サンディエゴ大学看護学部)


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このプログラムは、文部科学省「平成24年度博士課程教育リーディングプログラム」に採択されて実施しています。