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日韓シンポジウム

日韓交流シンポジウムを開催しました。

今年も終月となった令和2年12月14日(月曜日)、全学国際交流センター及び大学院人間生活学研究科の共催のもと、本学部の主催となる「日韓の地域福祉課題シンポジウム」をZoomにて開催致しました。当日は、学部教員をはじめ、学部生、大学院生等多数参加がありました。司会進行は、長澤紀美子研究科長が行い、開催の挨拶を宮上多加子学部長より行いました。

シンポジウムでは、まず、今年度、慶南科技大学校より本学部の研究員として1年間来日された姜大善先生より、「貧困層の社会的資本の増進に影響を及ぼすボランティアサービスの要因に関する研究-慶尚南道晋州市を対象に-」について、ご発表がありました。加えて、韓国の社会福祉士国家資格の教育課程についてもご説明を頂きました。

次に、本学部の田中きよむ教授からは「日本の地方都市における貧困問題-高知における状況-」についての講演があり、総括のなかで姜先生の研究結果との共通論点について述べました。

その後、行貞伸二講師と雑賀正彦助教も討論者として加わり、日本の地域福祉研究や実践の立場から質疑を行いました。最後に、五百藏高浩国際交流センター長より、閉会の挨拶として、姜先生への労いの言葉とともに、今後の両大学の学術交流の発展について期待の言葉が寄せられました。

以上のように「日韓の地域福祉課題シンポジウム」は、日韓のそれぞれの地域社会が抱える福祉課題やボランティア活動についての理解を深めることができ、教員間の有意義な学術的な国際交流の場となりました。

 

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