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【リ・デザインプロジェクト】令和8年度の採択プロジェクトを決定しました

ページID:0044848 更新日:2026年9月3日更新 印刷ページ表示

​令和8年度高知県立大学リ・デザイン プロジェクト審査を開催し、採択プロジェクトを決定しました

令和8年度は3件の申請があり、審査を行った結果、以下のプロジェクトを採択しました。

令和8年度高知県立大学リ・デザインプロジェクト 採択結果

 
プロジェクト名 プロジェクトメンバー(学内)

高知で学び、育ち、戻る看護キャリアのリ・デザイン

―高知県立大学を核とした「学修-実践-再学修」地域内循環型人材育成モデルの構築―

看護学部 教授 島本亮
看護学部 教授 畦地博子
看護学部 准教授 村川由加理
看護学部 助教 依岡美里
教育・学生支援部 部長 土江裕之

【プロジェクト概要】

高知県では、若年人口の県外流出と看護職人材の確保・定着が喫緊の課題となっている。本プロジェクトは、この課題に対し、高知県立大学が看護職を「養成して送り出す大学」にとどまらず、卒業後も臨床で働く看護職とつながり、必要な時に再び学び、専門性や実践能力を高め、その成果を地域へ還元できる「看護キャリアのハブ」となる仕組みを構築するものである。

具体的には、学部教育、卒業後の県内外での臨床実践、大学院・専門看護師(CNS: Certified Nurse Specialist)・将来的な診療看護師(NP: Nurse Practitioner)教育課程等での再学修、地域又は教育・研究への再還元までを、一つの連続したキャリアとして捉え直す。令和8年度に必ず完成させる成果は、(1)4つのキャリアルートを示す「高知県立大学型看護キャリア循環モデル」とキャリアマップ、(2)NP教育課程等を含む制度実装ロードマップ、(3)「臨床の問いを大学へ持ち帰る」再学修入口プログラムの実施手順と継続運用案、の3点である。

これらの成果を得るため、学生、卒業生、若手・中堅看護職、大学院生・修了生、看護管理者等30~50名程度から意見を収集し、収集した意見は、キャリア選択を促進する要因と阻害する要因、大学との接続が途切れやすい段階、再学修に必要な支援条件に整理する。その結果を、4つのキャリアルート、各段階で必要となる支援制度及び実装の優先順位に反映し、キャリア循環モデルと制度実装ロードマップとして具体化する。

NP教育課程等については、令和8年度中の開設ではなく、ニーズ、医師教員を含む教育体制、実習施設、学内手続き等を整理し、設置検討の判断に使えるロードマップを作成する。併せて、大学が直ちに開始できる最初の接続事業として、再学修入口プログラムを3回試行する。

高知の弱みを補助金や一時的な就職誘導だけで補うのではなく、「高知で学び、経験し、再び学ぶこと自体に専門職としての価値がある」状態をつくることにより、人口減少下における新たな看護人材育成・循環モデルの構築を目指す。

島本先生プロジェクト概要図