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高知県立大学は、令和6年度から高知県立大学10年戦略「UoK Vision 2033」をスタートさせました。
柱となる3つの戦略の一つ、「地域共生社会を支援する実践的な教育・研究」を進めていくため、地域を支える様々な立場の「人々がつながり合い」、地域に山積する課題を共に乗り越え、地域を再構築(リ・デザイン)するための取組み=「リ・デザイン プロジェクト」を行っていきます。
令和5年度は連続講座「地域共生社会を支援する」を開催し、地域共生社会を推進する方々を講師としてお招きしました。連続講座では、地域共生社会を実現するための重要な取組みが「社会的処方」であることが示唆されました。「社会的処方」とは、薬で人を健康にするのではなく人と地域のつながりで人を元気にする仕組みです。
そこで本学では、社会的処方の実践と研究成果の地域還元を「リ・デザイン プロジェクト」の中核と位置付け、プロジェクトを発掘・検討・深化させるための様々な意見交換を行う場として「社会的処方研究会」を原則毎月開催致します。地域共生社会の実現に向けて、分野横断的・共創的な取り組みの実施を目的とした新機構(地域共生学研究機構)が社会的処方研究会を運営します。(地域共生学研究機構については、こちらのページからご確認ください。)