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第4回「はずして、つくって、やぶって、かいて ~永国寺はらっぱフェス~」を開催しました(2025年9月20日)
「はずして、つくって、やぶって、かいて ~永国寺はらっぱフェス~」を開催しました
9月20日(土曜日)に、「永国寺はらっぱフェス」を開催しました。当日は43名の方にお越しいただきました。
トークセッション「ケアと読書と当事者と」
今回は「本」をテーマに、本学文化学部の白岩教授と、奈良県東吉野村で人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」を運営する青木海青子(あおきみあこ)氏をお招きし、トークセッションを開催しました。
青木氏は、ご自宅の一部を開放して「ルチャ・リブロ」を立ち上げたきっかけや、その独自の運営スタイルについて詳しくお話しくださいました。
他にも、人間の司書にしかできないコミュニケーション、ご自身の著書である「不完全な司書」に込めた思いなど、本という媒体を通して、自身の内面や社会との関係性を見つめ直す貴重な時間となりました。
参加者からは、「青木さんと白岩さんの本に対する考え方や他者との関わりにおける重要性などを改めて考えることができ有意義に過ごせた」、「人の話を聞きながら自分のことを見つめ直す良い機会になった」などの感想が寄せられました。
青木 海青子 氏 白岩 英樹 教授
ヒューマンライブラリー
ヒューマンライブラリーでは、「なんじゃこの人生?(tomo)」、「「家族」というものへの想い、そして愛と言う名の執着(イオ)」、「まぁくんの感じるこの世の仕組み〜ボクの見ている「こっちの世界」と「そっちの世界」〜(まぁくん)」の3冊が貸し出されました。読者(参加者)は限られた時間の中、それぞれの貴重な経験、多様な考え方に触れることができました。
多くの方にご来場いただきありがとうございました。
次回は10月18日(土曜日)に開催を予定しています。
永国寺はらっぱフェスとは?
「永国寺はらっぱフェス」は、高知県立大学永国寺キャンパス地域交流広場(緑の広場:はらっぱ)を中心に、さまざまなイベントを通して「自由な空間で、いろんな人と一緒に”元気の種”を見つけ、たねまきをする」プロジェクトです。
気軽に立ち寄りたくなるような週末イベントと、メンタルヘルスに関するミニ講話やヒューマンライブラリー等を同時開催し、さまざまな背景を抱える人たちと共生していく地域のつながりを創出していきたいと考えています。
KEY WORD
共生/メンタルヘルス/ヒューマンライブラリー/緑の広場