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第8回「はずして、つくって、やぶって、かいて ~永国寺はらっぱフェス~」を開催しました(2026年3月21日)

ページID:0039390 更新日:2026年5月26日更新 印刷ページ表示

「はずして、つくって、やぶって、かいて ~永国寺はらっぱフェス~」を開催しました

3月21日(土曜日)に、「永国寺はらっぱフェス」を開催しました。当日は25名の方にお越しいただきました。

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トークセッション「記憶障害者である私のニーズと私の使命」

今回は「諦めなくていい。生きていていい。」をテーマに、高知県立大学 横井 輝夫名誉教授と、ナーシングケアホームおとくの吉良 正輝氏をお招きし、トークセッションを開催しました。

登壇された吉良氏は、まず自身がくも膜下出血を発症し、その後遺症として記憶障害を抱えることとなった経緯と、当時の心境を振り返られました。将来への強い不安から一時は自宅に引きこもりがちな生活を送っていたという吉良氏にとって、大きな転機となったのは、大学院への復学と、当時の指導教員であった横井氏との出会いでした。横井氏からの「吉良さん、冒険しなさい」という言葉は、再び社会へと一歩を踏み出すための勇気となりました。

一人でレストランへ出かけた際に直面した失敗談など、日常生活における苦労が語られる一方で、それらの課題にスマートフォンを駆使して克服していくプロセスが紹介されました。横井氏の指導のもと、吉良氏が実践してきたのは、自力で無理に「思い出す」ことを目指すのではなく、デジタルデバイスからの働きかけによって、適切なタイミングで「気づく」ための工夫です。

当事者にとっての最大のニーズは、過去を遡って記憶を再生すること以上に、これから行うべき行動に対してタイミングよく気づくことにあります。「この『気づき』というニーズをテクノロジーで補完することによって、生活機能は改善し、ひいては自立へと繋がっていく」とのコメントがありました。セッションの最後、吉良氏が「人生が私に何を期待しているのかがわかってきた」と力強く語り、トークセッションは締めくくられました。

参加者からは、「同じように記憶障害で苦しんだ方と共感しあえた」、「それぞれの方の人生のお話をお聴き出来てありがたかった」などの感想が寄せられました。

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吉良 正輝 氏              横井 輝夫名誉教授

ヒューマンライブラリー​

ヒューマンライブラリーでは、「17歳の秋祭り 酒の虜になりました(けん)」、「「なんじゃこの人生?(tomo)」、「たっくんの52年の人生(たっくん)」「rebloom(せんず)」の4冊が貸し出されました。読者(参加者)は限られた時間の中、それぞれの貴重な経験、多様な考え方に触れることができました。

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今回もご来場いただきありがとうございました。
令和8年度の第1回は6月20日(土曜日)に開催を予定しています。詳細が決まりましたら大学WEBサイトでお知らせいたします。

 

永国寺はらっぱフェスとは? 

「永国寺はらっぱフェス」は、高知県立大学永国寺キャンパス地域交流広場(緑の広場:はらっぱ)を中心に、さまざまなイベントを通して「自由な空間で、いろんな人と一緒に”元気の種”を見つけ、たねまきをする」プロジェクトです。

 気軽に立ち寄りたくなるような週末イベントと、メンタルヘルスに関するミニ講話やヒューマンライブラリー等を同時開催し、さまざまな背景を抱える人たちと共生していく地域のつながりを創出していきたいと考えています。

KEY WORD

共生/メンタルヘルス/ヒューマンライブラリー/緑の広場