インテンシブコース
平成26年 第1回がん高度実践看護師WG講演会
テーマ | がん患者の治療・療養・生活過程を支える高度な看護実践の展開 ~緩和ケアと高度な看護実践~ |
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講演者・内容 |
■松岡 順治 氏 岡山大学 大学院保健学研究科 岡山大学病院 緩和支持医療科 教授 「がん治療と緩和ケア(早期からの緩和ケア)」 「チーム医療と緩和ケア」 ■清水 奈緒美 氏 神奈川県立がんセンター がん看護専門看護師 「緩和ケアにおける看護師の役割」 「がんの痛みの緩和とセルフケア支援」 |
日時 | 2014年7月13日(日)13:00~17:00 |
場所 | 岡山コンベンションセンター 1階イベントホール |
参加者 | 475名 |
- 【総合司会の秋元先生(岡山大学)】
- 【主催者:藤田先生(高知県立大学)の挨拶】
- 【司会の藤田先生(高知県立大学)・雄西先生(徳島大学)】
- 【講師:松岡 順治 教授】
- 【講師:清水 奈緒美 OCNS】
松岡先生の講演では、がん患者さんの治療・療養・生活を支える上で必要な緩和ケアの考え方や全人的苦痛についての理解を深めることができました。同じ状況でも理解してくれる人がいることで、患者さんの感じ方が変わることについてご講演頂き、誰もが癒ることができる存在として、治すと癒すを融合させた緩和医療WHOLE PERSON CAREを実践する重要性を学ぶことができました。また、人間存在の本質が関係性にあることについて、具体例を示してご講演頂き、「not doing but being」と言われるように、患者さんに関心を向け続け関係存在を構築することがスピリチュアルペインの緩和につながることを再認識することができました。
清水OCNSには、診断時からの緩和ケアを実践するために、看護師によるシステムづくりや患者さんの苦痛の表現を助け、意思決定を支援する重要性について、豊富な経験をもとにご講演頂きました。また、症状マネジメントにおいて、基礎知識や根拠に基づく実践と患者さんの力を高めるセルフケア支援の重要性について、具体的な事例を通して丁寧にご講演頂き、診断時からの緩和ケアを提供する看護師の役割について学びを深めることができました。
お二人のご講演を通して、看護師が、主役は患者さんであることを念頭に置き、患者さんの持つ力を支え、がん患者さんの治療・療養・生活を支える早期からの緩和ケアを根拠に基づいて実践していくことが重要であることを再認識することができました。
清水OCNSには、診断時からの緩和ケアを実践するために、看護師によるシステムづくりや患者さんの苦痛の表現を助け、意思決定を支援する重要性について、豊富な経験をもとにご講演頂きました。また、症状マネジメントにおいて、基礎知識や根拠に基づく実践と患者さんの力を高めるセルフケア支援の重要性について、具体的な事例を通して丁寧にご講演頂き、診断時からの緩和ケアを提供する看護師の役割について学びを深めることができました。
お二人のご講演を通して、看護師が、主役は患者さんであることを念頭に置き、患者さんの持つ力を支え、がん患者さんの治療・療養・生活を支える早期からの緩和ケアを根拠に基づいて実践していくことが重要であることを再認識することができました。
- 【会場の様子】
- 【会場の様子】
今回も、中四国全域から475名もの方にご参加いただき、充実した会となりました。お二人の講演中は、熱心に聞き入る姿や学びを書き留める姿が多くみられ、看護職の皆様の熱意と高度な看護実践への関心の高さを実感することができました。
平成26年度も、年2回の講演会に参加して頂いた方に参加証明書を発行いたします。皆様の継続したご参加をお待ちしております。
平成26年度も、年2回の講演会に参加して頂いた方に参加証明書を発行いたします。皆様の継続したご参加をお待ちしております。
平成26年度は「緩和ケアと高度な看護実践」をテーマに、緩和ケアについての基本的知識や代表的な症状への対応とセルフケア支援について、お二人の講師をお招きし、第1回講演会を開催しました。