その他の取組み

がん看護学合同セミナー

2019年度がん看護学合同セミナーⅠ 「がん患者におけるリンパ浮腫と症状マネージメントの実際」

■目標
  1. がん治療に関連して発生するリンパ浮腫の機序と病態生理について理解する
  2. リンパ浮腫に関する保存的治療法について理解する
  3. リンパ浮腫に関する現状と動向について理解する
  4. 症状マネージメントに活用できる看護援助モデルについて理解する
  5. リンパドレナージおよびバンテージの演習を通してケア実践を理解する
  6. 模擬症例を通して高度実践看護師のケアおよび役割を考察できる
■講師
井沢 知子 先生(京都大学大学院医学系研究科 がん看護専門看護師)
今井 芳枝 先生(徳島大学大学院保健科学教育部 准教授)
●1日目 2019年8月24日(日) 13:50~17:00
<講義>
・リンパ浮腫の病態を生理学的視野から理解する
・リンパ浮腫の病態を解剖学的視野から理解する
・リンパ浮腫の鑑別診断
・リンパ浮腫指導管理料
・複合的理学療法(スキンケア、ドレナージ、圧迫慮、運動療法)

●2日目 2019年8月25日(日) 9:00~17:30
<講義>
・診療ガイドラインとEBM
・がん患者におけるリンパ浮腫に対する症状マネージメントの実際
<演習>
・弾性着衣 採寸実習
・リンパドレナージおよびバンテージ
・模擬症例による演習とグループワーク・ディスカッション

講義を通しての大学院生の学び

・リンパ浮腫の解剖生理や病態など基本的な知識がなければ、なぜそのような現象が起こるのか、なぜそのケアが効果的になるのかを理解することができないことを改めて学んだ。
・リンパ浮腫が患者さんのQOLにおよぼす影響や、患者さんのセルフケア能力をアセスメントし、セルフケアを継続していけるよう個々に合わせた支援をしていく必要性を学んだ。さらに、アセスメントの際には患者さんの性格や自宅での役割、自分の浮腫の捉え方や受け入れの程度、ソーシャルサポートの有無などもアセスメントし、浮腫だけを見るのではなく、患者さんの背景も捉えた包括的な視点が専門看護師には求められることを学んだ。
・複合的理学療法は今回初めて学び、製品の種類や用途、実際の着脱方法やリンパドレナージの手技を体験することができた。適切な知識と技術を習得し、その患者さんにあった製品や方法を選ぶことの大切さを実感した。
・リンパ浮腫の症状マネージメントは、患者さんの状況に合わせて介入の優先順位やどの程度のコントロールを希望されるのかなど多元的に捉える必要があることを学び、医療者としてマネージメントが必要と捉えるだけでなく、患者さんと一緒に支援内容を考えていく必要があることを学んだ。
  • 【井沢先生 今井先生 受講生の皆さん】
  • 講義の様子
  • 【講義の様子】
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