その他の取組み
平成27年度 がん看護インテンシブコースⅠフォローアップ研修を開催しました。
- 【原一平先生】
- 【講義の様子】
島田いづみOCNSからは、「アドバンス・ケア・プランニング」に関する基本的知識や看護師の役割に関して事例を交えながらご講義いただきました。講義を通して、早期から患者・家族と共にこれからどのように過ごしていきたいのかについて在宅看護チームで協働しながら一緒に考えていくことの必要性が理解できました。
- 【島田いづみOCNS】
渡邉美奈OCNSからは、「在宅がん患者にすぐに実践できるマッサージのスキル」について、マッサージの基本的知識や効果、使用する精油に関する説明を聞き、マッサージの方法だけでなく精油やキャリアオイルに関する理解を深めることができました。また、マッサージの演習を通して、明日から実践できるスキルを学ぶことができ、在宅がん看護を行う上での示唆を得ることができました。
- 【渡邉美奈OCNS】
- 【演習の様子】
午後からは、グループディスカッションを行い、研修終了後から現在までの在宅がん看護における取り組みの実際について意見交換することができました。ディスカッションに参加した修了生からは、がん看護インテンシブコースⅠ研修に参加して学んだ知識・技術を活用しながら、一歩踏み込んだ患者・家族への関わり、多職種と協働した深みのある支援など実際の内容や質に変化が見られるようになった現状について報告がなされました。
- 【グループディスカッションの様子】
- 【参加した修了生の皆さん】
■開催日時:平成28年2月14日(日)9:00~16:30
■場 所:高知県立大学看護学部棟C220
■研修目的:
1)研修終了後から現在までの自己の状況を振り返る機会をもち自己の姿勢を再考することができる。
2)フォローアップ研修を通して、習得した知識・技術の再確認および新たな知識を獲得することができる。
3)研修終了時における自己の課題に対する取り組みや、取り組む中での困難感を修了生と共有することで、
在宅がん看護に対する不安や悩みの解消と自信の強化につなげることができる。
4)修了生間のネットワークを構築し、在宅がん医療をコーディネートできる人材としての役割開発につなげることができる。
■場 所:高知県立大学看護学部棟C220
■研修目的:
1)研修終了後から現在までの自己の状況を振り返る機会をもち自己の姿勢を再考することができる。
2)フォローアップ研修を通して、習得した知識・技術の再確認および新たな知識を獲得することができる。
3)研修終了時における自己の課題に対する取り組みや、取り組む中での困難感を修了生と共有することで、
在宅がん看護に対する不安や悩みの解消と自信の強化につなげることができる。
4)修了生間のネットワークを構築し、在宅がん医療をコーディネートできる人材としての役割開発につなげることができる。
研修プログラム | |
---|---|
9:00~9:10 | 開会 |
9:10~9:50 |
「在宅医療で活用される最新の疼痛緩和薬」 原一平先生(高知医療センター) |
9:50~11:00 |
「アドバンス・ケア・プランニングの理解と事例展開」 島田いづみOCNS(東京女子医科大学病院) |
11:10~12:30 |
「在宅がん患者にすぐに実践できるマッサージのスキル」 渡邉美奈OCNS(高松赤十字病院) |
12:40~13:40 | 昼食会 |
13:40~16:20 | グループディスカッション |
16:20~16:30 | 閉会 |
講義では、がん患者の在宅療養支援で活用できる最新の知識として3名の講師の先生をお招きし、ご講義をしていただきました。
原一平先生からは「在宅で活用される最新の疼痛緩和薬」について、新しい医療用麻薬によるがん性疼痛コントロールに関する経験やエビデンスに基づいた最新の知識を紹介いただきました。在宅看護を考える上で、看護師は、薬剤の適切な知識を持ち患者や家族を支援することが重要であると再確認することができました。